地面からすっと伸びた茎の先端に黄色の小さな花をつけた植物。調べてみると オトギリソウ(弟切草)よりもずっと小さいコケオトギリ(苔弟切)のようです。花も小さく見栄えはしません。
夏
2011年7月28日
コケオトギリ(苔弟切)
雨上がりの空に、白花のムクゲが咲いていました。
ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)が花をつけていました。
毒性があることもあり除草されてしまうことが多いので、園内にはあまりありません。
山で普通に見られる野草なので、多くの方が見たことがある筈ですが、名前は案外知られていないのかもしれません。
2011年7月24日
キレンゲショウマ(黄蓮華升麻)
キレンゲショウマ(黄蓮華升麻)が見頃になっていました。キレンゲショウマの蕾にとまっているのは「アキアカネ」。
キレンゲショウマは7月中旬に咲き始めましたが、花期は長く9月頃まで順に花を咲かせ続けます。
小さなピンクの花をつけた、おそらくシソ科の花。・・・調べてみるとツルニガクサのようです。
似た花:ニガクサ
ツルニガクサは萼に腺毛が密に生えるが、ニガクサの萼にはまばらな短毛があるだけ。
足湯ガーデンに、淡いムラサキのヤマホタルブクロが咲いていました。必ずしもホタルの飛ぶ時期に咲く、というわけではないようです。
夏草に覆われた野草園に、草丈が軽く1メートルを超える茎に黄色の花が咲いていました。調べてみると「ヤマニガナ」のようです。
シキンカラマツが花を咲かせていました。小さな花ながら美しい野草の1つです。
シキンカラマツの花びらのように見える部分はガクで、咲いてまもなく落ちてしまいます。
夏の山に多く見られるヤマユリ(山百合)。野草としてはおそらくトップクラスの花の大きさに違いありません。
この季節に目立つのは、大きな葉に薄紫の花を咲かせるオオバギボウシ。山全体に咲いています。
キンロバイ(金露梅)は高山植物でこの近辺には自生しませんが、しばしば庭などで栽培されているようです。