2011年8月2日

ヒガンバナの苗が120種

彼岸花の仲間が咲き始めるのは、およそ8月中旬からですが、先日新しいヒガンバナ(リコリス)の苗の植え付け作業をしました。この秋は、より多くの品種のヒガンバナを楽しんでいただけます。

今回、その時に使ったヒガンバナの苗の一部をお譲りします。現在約120種の苗があり、その多くが珍しい品種です。興味のある方は、お早めにどうぞ。

お問い合わせ:» 栃木植物園 大柿花山

オオヒキヨモギ(大引蓬)が咲き始めました。ただし咲き始めたのはごく一部の株だけで、ほとんどのオオヒキヨモギは今週末以降、あるいは8月中旬に咲き始めるものと思われます。

今回咲いていたのは、西ハウスの近くの写真のような風景の場所から振り返ったあたりの、日当たりの良い場所などです。

絶滅危惧II類(VU)
この山には比較的多く自生していますが、環境省レッドデータブックでは絶滅危惧II類(VU)で、関東での分布は限られています。また、オオヒキヨモギ(大引蓬)は、一年草の半寄生植物であるため、たとえ移植したとしても全く育ちません。そのままの状態で御覧ください。

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ホドイモ(塊芋)

この植物を初めて見た方は、これは何?・・と思うかもしれませんが、マメ科のホドイモという植物の花です、面白い形ですね。

この「ホドイモ」はこの山に自生しているもので、日本の在来種。

通販などで、食用として「ホドイモ」が販売されていますが、その多くは別名アピオスと呼ばれるアメリカホドイモ(北アメリカ原産の帰化植物)のようです。花はこの在来のホドイモとはかなり違います。

ムクゲ(木槿)

夏空に涼しげな白花のムクゲと、八重咲の淡いピンクのムクゲが咲いていました。ポイント5付近に咲いていますが、いずれも品種は未確認。

サルスベリ(百日紅)

薄曇りの日でも目立つ濃いピンクの花、サルスベリ(百日紅)が花を咲かせていました。

ヘクソカズラ(屁糞蔓)

ヘクソカズラ(屁糞蔓)が花をつけていました。名前とは裏腹に爽やかなイメージの写真を撮ってみようとレンズを向けてみました。

ダイコンソウ(大根草)

ダイコンソウが黄色の花をつけていました。ダイコンソウは下部の葉が羽状に裂け、それが大根の葉に似ているのですが、・・・しまった、下部の葉が写っていませんでした。

ダイコンソウの花が散ったあとのイガ栗のような種子は、その先端が稲妻のように曲がっているのが面白い。写真追加、撮影地:日光市中三依(8月10日 )

ハグロトンボ

よく見かける黒いトンボ。ハグロトンボは、ひらひらと舞うように飛ぶ。その飛び方が面白い。


2011年7月28日

ブルーベリー

ブルーベリーの実が熟しています。ブルーベリーは園内の4番から5番にかけてのコースに多くありますが、これらはつまんで食べても良いそうです。

真っ黒に熟したブルーベリーは甘酸っぱくて美味しい。

ブルーベリー畑でのブルーベリー狩りの案内はこちら

レンゲショウマは園内の何箇所かにありますが、その一部のレンゲショウマが咲き始めました。

野草園などにあるレンゲショウマの蕾もふくらんでいますが、多くのレンゲショウマが咲きはじめるのは、今年は8月5日~10日頃ではないかと思います。下の写真は野草園のレンゲショウマ。

ミツバ(三葉)

少し暗い場所に自生しているミツバ(三葉)が、直径2mm程度の非常に小さい花を咲かせていました。

水玉草(ミズタマソウ)

ミズタマソウが咲き始めました。細かい毛に覆われた果実が水玉に見えるところから「ミズタマソウ」なのですが、咲き始めはあまり果実が目立たないので、それらしくは見えません。

似た植物:タニタデ、ウシタキソウ

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