栃木市の「宮の桜」が満開です。この桜は35~36年前に地元の方々が植えたもので、約800本、1.2km続く、と聞いています。今年の宮の桜は昨年より色が淡いような気がします。
宮の桜を遠くから見ると住宅の奥に連なる白い帯のよう。
栃木市の「宮の桜」が満開です。この桜は35~36年前に地元の方々が植えたもので、約800本、1.2km続く、と聞いています。今年の宮の桜は昨年より色が淡いような気がします。
宮の桜を遠くから見ると住宅の奥に連なる白い帯のよう。
カタクリが咲いているかどうか、大柿かたくりの里に立ち寄ってみました。開花している斜面もありましたが見頃はもう少し先の模様。佐野「万葉自然公園 かたくりの里」と比べ、ここ大柿でのカタクリの開花は10日程遅いというところでしょう。
「大柿かたくりの里」は国道293沿いのJA直売所「生出宿里の駅」の隣の山の斜面ですから、ちょうど大柿花山への入り口の反対側の場所です。
4月10日 追記
大柿かたくりの里のカタクリがすっかり咲きそろっていました。
佐野市の万葉自然公園カタクリの里で、今、カタクリやアズマイチゲがちょうど見頃になっていました。
万葉自然公園の山を登ってゆくと、山一面に広がるカタクリがみえてきます。その規模と美しさに圧倒されました、ここは必見でしょう。
山の上のほうには、カタクリだけでなくアズマイチゲの群落があります。カタクリとアズマイチゲが混在している場所もあり、これもまた非常に美しい。
岩舟の「みかも山公園」かたくりの園で、カタクリが見頃。まだ蕾の株もあり、開花率7割くらいかもしれません。
岩舟「みかも山公園」のカワヅザクラが咲いていました。ソメイヨシノより一足早く本格的な春の訪れを感じさせてくれました。
カタクリの脇にはニリンソウの葉が伸びてきていましたが、蕾はまだのようです。そんな中、陽だまりの数株だけ先に花を咲かせているニリンソウがありました。
アセビ(馬酔木)が咲いていました。2月下旬から咲いているアセビですが、3月下旬の今でも美しく咲いていました。
みかも山公園は栃木県の県営の施設で、佐野市の隣の岩舟町にあります。
Google map:みかも山公園
栃木市:星野の四季の森の「セツブンソウ」がいま開花のピーク、見頃です。「セツブンソウ」の可愛らしい花を是非観察してみてください。おそらく今週末頃がピークでしょう。
大柿花山にも「セツブンソウ」がありますが、この四季の森より1週間から10日遅れで開花する見込みです。
栃木市の星野にある四季の森に足を運びました。栃木インターからだと車で20分、大柿花山からだと10分くらいの場所です。
蝋梅はほぼ終わりで、咲いているのは満作や梅。そして、一番の見頃を迎えているのは「セツブンソウ」です。この時期はこの「セツブンソウ」を見るだけで十分でしょう。
栃木駅付近から日光の男体山方向を眺めると、その手前左に鍋を逆さにしたような山が見えますが、これが三峰山。その形から鍋山とも呼ばれます。この三峰山の右(東)側の山裾に節分草が自生する「四季の森」があります。
それならば、三峰山の左(西)側の山裾はどうなっているかと言うと、石灰を採掘する鉱山があり、山が大きく削られていました。そんな場所では自生地があったとしても見ることはできないでしょう。さらに、その奥には出流山満願寺と公園があり、「出流山草パーク」には節分草があるそうです。
・・そういえば、このエリアに叔父さんの家があるのを思い出し、行ってみたら、なんと庭先に節分草が自生しているではないか・・・。
三峰山周辺は石灰岩を含む山がいくつかあり、そんな山なら節分草が自生している可能性が高いはずと思ってはいましたが、やはりそうでした。昔はこのへんの山裾では普通にあったとのことです。
鹿沼市上永野の「蝋梅の里」が以前テレビに紹介されていたので足を運んでみました。栃木市の星野からさらに奥に進み、大越路トンネル手前を左に折れて数分の場所です。ご覧のように一面蝋梅畑のような場所で、蝋梅の良い香りがしていました。
この時期だと蝋梅はほぼ終わりに近い時期ですから、咲いている花も少々いたんでいますが、左が「基本種」、右が原種という立て札がありました。
ここに植えられているのは、ほとんどが素心蝋梅と、満月のようで、その他の花はないようです、入場料は100円でした。
「たんぽぽ」と言えば黄色の花。そう思っていましたが、黄色の タンポポに混じって白花のタンポポが咲いていました。白いタンポポも昔から見ていたような、いなかったような・・・こんな単純なことなのに色の記憶がありません。 白花のタンポポにもいくつか種類がありますが、これはシロバナタンポポ(白花蒲公英)のようです。
咲きかけの花と、花を下から撮影した写真
黄色のタンポポが咲いていました。さてこの タンポポは、古くから日本にある在来種なのか、それとも外来種なのか・・・。
タンポポに限らず、普通に咲いている花が外来種だったというのは良くあることなので、どこで見分けるかが問題です。タンポポの場合は総苞外片(そうほうがいへん)の反り具合で区別ができ、さらにいくつかの写真と見比べてみたところ、咲いていたのは在来種の カントウタンポポ(関東蒲公英)のようです。
総苞外片とは写真で花の下にある緑色をした部分。タンポポの区別はこのように花を裏から見ることも必要のようです。