キレンゲショウマ(黄蓮華升麻)が咲いています。
暑い夏に咲くキレンゲショウマの花も、とても美しいのですが、野草だけに背丈が高く1メートルほどの高さになります。花は、その先端から順に咲きます。
キレンゲショウマ(黄蓮華升麻)が咲いています。
暑い夏に咲くキレンゲショウマの花も、とても美しいのですが、野草だけに背丈が高く1メートルほどの高さになります。花は、その先端から順に咲きます。
駐車場のすぐ脇に咲いていたのがこの花、小型のカザグルマにも見えるのですが、ま、クレマチスでございましょうね。
ノギランが咲いていました。葉はショウジョウバカマに似ていますが、すっと伸びた茎に素朴な色の花穂がつきます。
ナツノタムラソウと入れ替わるように、秋の田村草(アキノタムラソウ)が咲いていました。
名前に秋がつくものの、秋にならなくても咲き出します。
似た花:ケナツノタムラソウ、イヌゴマ、ソナレアキノタムラソウ(磯馴秋の田村草)。
レンゲショウマが咲きはじめました。
この季節、レンゲショウマと共にキレンゲショウマも見ることができます。いずれも多くの花が見られるのは今月下旬からになってからでしょう。
キレンゲショウマ(黄蓮華升麻)が咲き始めました。
キレンゲショウマを見たい方は、あわてなくても大丈夫。花期は長く8月に入ってからでも十分です。
オオバギボウシが花をつけていました。その花より咲く直前の蕾のカタチが面白いと思うのは、私だけだろうか。
大柿花山の脇にある堀に蛍が飛んでいました。山裾に舞うホタルの光が神秘的です。
雨が毎日のように降り続いていますが、そんな中で今、アジサイ(紫陽花)が見頃になっています。今咲いているのはヤマアジサイ、ガクアジサイ、早咲きの西洋アジサイなど。
ヤマアジサイ’紅’は時が経つにつれて、赤く染まります。
オオヒキヨモギが大きくなってきました。夏には小さな黄色の花を咲かせます。
オオヒキヨモギはゴマノハグサ科ですが、この時期にはキク科のヨモギと良く似ていることから、その名があります。それでは比較してみましょう。
まず、比較用のキク科のヨモギです。
これは現在のオオヒキヨモギの姿。ま、確かに似ていると思いませんか。
では最後に、オオヒキヨモギと同じゴマノハグサ科のコシオガマ。
いずれも同じ日に撮った写真です、いかがでしたか?。私にはキク科のヨモギより、やはり近縁のコシオガマに似ているように感じます。オオヒキヨモギの花は8月頃には見ることができます。ここで案内しますので、興味のある方は一度ご覧ください。写真でもよろしければ、こちらから→オオヒキヨモギ
絶滅危惧II類(VU)
オオヒキヨモギ(大引蓬)は、この山には比較的多く自生していますが、環境省レッドデータブックでは絶滅危惧II類(VU)で、関東での分布は限られています。また、一年草の半寄生植物であるため、たとえ移植したとしても全く育ちません。そのままの状態で御覧ください。
この時期の野草としてはポピュラーなチダケサシ(乳茸刺)が花を咲かせ始めました。チダケサシは、なんということのない花ですが季節の移り変わりを感じさせてくれます。