ナガバノコウヤボウキが花を咲かせ始めました。花はコウヤボウキ(高野箒)に似ていますが、葉のつき方や咲く時期が全く違います。
コウヤボウキが咲くのは、通常10月に入ってからですが、ナガバノコウヤボウキはそれより早く8月下旬から咲き始めますが、見頃は9月でしょう。いずれも山の上部のコース脇に多くあります。
ナガバノコウヤボウキが花を咲かせ始めました。花はコウヤボウキ(高野箒)に似ていますが、葉のつき方や咲く時期が全く違います。
コウヤボウキが咲くのは、通常10月に入ってからですが、ナガバノコウヤボウキはそれより早く8月下旬から咲き始めますが、見頃は9月でしょう。いずれも山の上部のコース脇に多くあります。
大柿花山のヒガンバナはいつ頃咲くか気になるところですが、早咲きのリコリスで開花日を比較してみると、今年は昨年より少し早そうです。(下の写真は昨年の写真)
昨年の彼岸花の咲き始めは9月17日、見頃となったのは23日頃でした。リコリス・ローマの休日で昨年より10日、インカルナタで5日早く開花していますから、彼岸花も昨年より5~10日、早く咲くかもしれません・・・とすると。
およその開花予想です ——
今年は早ければ9月7日か、12日頃までには咲き始めるかもしれません。
見頃は早ければ9月13日頃から、あるいは16日頃からの数日間。
現時点で写真を撮る予定を立てるとすれば、
9月13日~16日あたりが良いかもしれません。
より新しい記事→→今年の彼岸花の開花予想を御覧ください。
野草園のあちこちでリコリス・インカルナタが咲いています。インカルナタのタイトルにしましたが、実は、早い話が「狸の剃刀(タヌキノカミソリ)のことです。
リコリス・パラダイスが咲いていました。花弁の幅が少し広く淡い黄色(あるいはクリーム色)の彼岸花。
野草園に、キツネノカミソリが咲いていました。さらに、タヌキノカミソリも咲き始めましたが、見頃は1週間後頃でしょう。山はキツネノカミソリが咲き始める頃から、秋の花が咲き出します。
キツネノカミソリ、タヌキノカミソリだけでなく、実はムジナノカミソリという植物も存在します。しかしこのムジナノカミソリは対馬と長崎県の一部に自生するのみで、あまり目にする機会はないでしょう。
オオヒキヨモギが見頃になっていました。しかし花は小さく目立ちません。しかも、花は茎の下から上に順々に開花するため咲き揃うことがない、という見栄えのしない植物ではありますが・・。
ここ大柿花山では、西ハウス付近に数多く自生していますが、この植物は東日本では限られた地域にしか自生していません。興味のあるかたは是非ご覧ください。
絶滅危惧II類(VU)
オオヒキヨモギ(大引蓬)は、この山には比較的多く自生していますが、環境省レッドデータブックでは絶滅危惧II類(VU)で、関東での分布は限られています。また、一年草の半寄生植物であるため、たとえ移植したとしても全く育ちません。そのままの状態で御覧ください。
こちらはテマリタマアジサイ(手毬玉紫陽花)、八重タマアジサイより先に咲き始めたため、少しピークを過ぎています。
八重タマアジサイが花を咲かせ始めました。
オオヒキヨモギは、大柿花山の西ハウス周辺に多くみられます。しかし、どのような場所に生えているのかわからないと探しずらいですね。とりあえず西ハウス近くのトレッキングコース脇の法面を注意深く見てください。容易に数十株くらいは発見できるはずです。
この写真でオレンジ色の↓がオオヒキヨモギです。その花は小さく近くで見ないと気づかないかもしれません。
ミズタマソウが咲いています。ミズタマソウを逆光で見ると、「実にたくさん生えた毛」によってが輪郭が白く輝いて美しい。それを「水玉」にたとえたネーミングのセンスが良いですね。一度聞けばすぐに覚えられそうです。
似た植物:タニタデ、ウシタキソウ
オオヒキヨモギが花を咲かせ始めました。・・・しかし「オオヒキヨモギ」の名に聞き覚えのある方は、そう多くないでしょう。それもそのはず、この植物は東日本では限られた地域にしか自生していません。
オオヒキヨモギの花がユニークなのはごらんのように「左右対称ではない」ということ。
ここ大柿花山では、西ハウス付近に多く自生しています。オオヒキヨモギの花は、茎の下から上に順々に開花しますので咲き揃うことはありません。花は小さく目立ちませんがお越しいただいた方は是非ご覧ください。見頃は8月下旬まで。
絶滅危惧II類(VU)
オオヒキヨモギ(大引蓬)は、この山には比較的多く自生していますが、環境省レッドデータブックでは絶滅危惧II類(VU)で、関東での分布は限られています。また、一年草の半寄生植物であるため、たとえ移植したとしても全く育ちません。そのままの状態で御覧ください。
夏見ることのできる花は少ないのですが・・この季節、レンゲショウマが咲いています。
暑い夏が続いています。ここ大柿花山でも、けっして涼しいとは言えないのですが、そんな中にひと時だけ暑さを忘れさせてくれるような花、レンゲショウマが咲いています。
普通は深山でないと見られない花ですが、ここでならレンゲショウマだけでなくキレンゲショウマも手軽に観察することができます。但し一面の・・とかではなく山の斜面に数十株です・また、この山に自生するのもではありません。いずれも8月半ばくらいまでは、その美しい姿を見せてくれるでしょう。