温室の売店に追加された苗の一部です。この中ではチョウジソウが珍しいのかも・・・。
- チョウジソウ
- 風鈴オダマキ
- 風鈴オダマキ
- センダイハギ
- ブルーベリーの苗
- シラー
温室の売店に追加された苗の一部です。この中ではチョウジソウが珍しいのかも・・・。
大柿花山のシャクナゲは今が盛り。
シャクナゲの葉は有毒
シャクナゲは葉にロードトキシンなどのケイレン毒を含む有毒植物である。摂取すると吐き気や下痢、呼吸困難を引き起こすことがある。葉に利尿・強壮の効果があるとして茶の代わりに飲む習慣を持つ人が多く存在するが、これはシャクナゲに「石南花」という字が当てられているため、これを漢方薬の「石南」と同一のもの(この2つに関連性はない)と勘違いしたためであり、シャクナゲにこのような薬効は存在しない。
シャクナゲ – Wikipedia
野草園で黄色の花をつけているキバナカタクリ(黄花カタクリ)が咲きそろい、見頃になりました。
シャクナゲがかなり咲いてきました。
左からシロヤマブキ、ムスカリ(白)、シュンラン、ナツグミ、シモクレン。そしてオダマキの蕾、蕾が大きくなってきたので、開花までもうすぐ・・。
「エンレイソウ」はこのように小さな茶色の花が咲いているように見えます。しかし、実は茶色の花のように見える部分はガク。また、エンレイソウは雄しべや花、ガクや葉もすべて3の倍数になっているのが面白いところです。
大きな白花をつけているのは「オオバナノエンレイソウ」で、多くは北海道に自生していますが東北地方北部にも存在します。大柿花山ではオオバナノエンレイソウは今が見ごろ。
最後の、この大きな蕾は「八重のエンレイソウ」でオオバナノエンレイソウよりも遅く咲きます。今、この花が咲くのを楽しみに待っています。
3枚の「花びら」のように見える部分は、ガク。真ん中で3つに分かれているのが雌しべ。その周りに6本あるのが雄しべ。エンレイソウは花もガクも、葉も、すべて3の数(倍数)になっている。
もうじき見頃となるのはキバナカタクリですが、他にも山草園付近でひっそりと咲いている小さな花があります。そのいくつかを紹介します。
最初の八重シラユキゲシ(八重咲きのカナダケシ)は500円玉程度のサイズですが非常に美しい花でした。キバナイカリソウは写真ではほとんど白に見えます。調べたところ黄色の色合いの強いもの、ほとんど白に近いものなどいろいろあるようです。
大柿花山の温室で販売されている山野草や花(4月19日現在)の一覧です。
繊細な花のバイカイカリソウ(梅花イカリソウ)はお薦めです。美しい花をつける利休梅、個性的な花のゴールドレースなど、見るだけでも楽しい・・・。値段は個々に記入していませんが、オダマキ100~200円、素朴なシラユキゲシ100円など200~300円でも買えるものも結構あり安価です。1つと言わず4つ5つ、いかがでしょう。
野草園の黄花カタクリ(黄花片栗)は、いつもの年より開花が遅れています。現在ようやく3割くらいの株が黄色の花をつけました。咲き始めの初々しい姿を見ることができます。
シロバナカタクリ
さらに、よく見ると黄花カタクリに混じって、珍しい白花のカタクリも一輪咲いていました。
カタクリ
通常の紫の片栗もとても美しいのですが、この時期はピークを過ぎており、そろそろ咲き終わります。
大柿花山にある椿のうち、今年4月前半に咲いていた椿の一部です。
これらのツバキは、大柿花山の椿園だけに植えられているのではなく、花山全体にちりばめられています。ここの椿の種類は数百種類あり、椿の種類の多さでは日本でもトップクラスです。そして、現在もその数を増やしており「日本一の椿園」を目指しているとのこと。
雪の翌日の椿の写真を大柿花山から預かってきました。水滴がついた椿の花も美しいものです。4月の雪に見舞われながらも、幸い椿の花への影響はあまりなかったようです。