すっかり涼しくなったこの頃、トレッキングコース脇にセンブリ(千振)が目立つようになってきました。
センブリに良く似ていて毛が多い花をつける植物にイヌセンブリがありますが、希少種のようで見かけたことがありません。
すっかり涼しくなったこの頃、トレッキングコース脇にセンブリ(千振)が目立つようになってきました。
センブリに良く似ていて毛が多い花をつける植物にイヌセンブリがありますが、希少種のようで見かけたことがありません。
秋の山は涼しく歩いていても快適でした。山の中腹から上にはコウヤボウキがあちこちで咲き、センブリも咲き始めていました。
左はアブラツツジ。中央の花はサザンカでしょうか?。
ヤマハッカ、ヤクシソウなど、探すと様々な花が咲いています。
この時期に咲く黄色の花で目立つ植物と言えば、セイタカアワダチソウか、このヤクシソウ(薬師草)でしょう。
最初の写真は大柿花山の入り口にある袋が岡城のお堀跡。山は午前中までの雨があがったものの、少しガスがかかっていました。
涼しくなったこの季節、山を歩いてみましたが、雨に濡れた木々が美しく結構楽しいものです。左の植物はウド、右はアキチョウジ。
上段中はコシオガマ。下段はコウヤボウキとオヤマボクチ。
彼岸花が終わったばかりだというのに、早咲きのサザンカ(山茶花)が、山のあちこちで咲き始めていました。
サザンカの学名は、Camellia sasanqua(カメリア サザンカ)と日本語がそのまま学名になっているようです。
山の上のトレッキングコース脇で、コウヤボウキ(高野箒)が咲き始めました。この季節には、オクモミジハグマ、カシワバハグマ、オケラ・・など、これによく似た花がいくつか咲いています。
午前中の早い時間に彼岸花の谷に行ってみると、木々の間から差し込む光を透かして彼岸花が真っ赤になっていました。
大柿花山の入り口付近と足湯ガーデンの秋の風景。
野草園や各コースの脇には彼岸花が咲いています。
撮影:大柿花山 大出氏
大柿花山の「彼岸花の谷」、「野草園の彼岸花群落」などが次々と満開になっており現在見頃です。例年のヒガンバナは、いっせいに花を咲かすのですが、今年はなぜか開花時期のばらつきが大きく、まだ蕾の群落もあります。
園内には彼岸花以外にも、秋の野草が花を咲かせています。探してみてください。写真は左からキツリフネ、ツリフネソウ、藍など。
彼岸花の開花のペースがこのところの気温のせいか一気に落ち・・このため花を楽しめる時期は予想より少し伸びそうですが、お早めにお越しください。
野草園の奥の杉林の上にある「彼岸花の谷」。今、咲きはじめの初々しい姿をみることができます。
台風の雨で、足湯ガーデンに池が出来ていました。幸い風はそれほど強くなかったため、多少倒れかけた花はあるものの、多くの彼岸花は無事でした。現在三~五分咲きです。写真撮影には傷んだ花がほとんどない今が良いかもしれません。
野草園の彼岸花の群生のようすです、20日の時点で三分咲きくらいでしょうか。大柿花山の真っ赤な彼岸花群生は、今週末(9月23日~25日)から来週にかけてが見頃となりそうです。
こちらは、野草園の奥の杉林の上にある「彼岸花の谷」の様子、こちらも同じく三分咲きくらいでしょう。
これらの写真は大柿花山からの提供です。