アジサイに混じって多くのオカトラノオが咲いていました。
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2014年6月20日
オカトラノオ(丘虎尾)
レンゲショウマ 、キレンゲショウマともかなり大きくなってきました。
夏の大柿花山に、きっと涼し気な花を咲かせてくれることでしょう。花が咲き始めたら、ここでお知らせします。
2014年6月4日
アジサイ(紫陽花)
ヤマアジサイが咲き始めました。さらに早咲きの西洋アジサイなども咲き始めています。
野草園の奥の杉林の下などに、アカショウマ(赤升麻)が咲いています。暗い林の縁に咲くオフホワイトの花が素朴で綺麗です。
似た植物にトリアシショウマがありますが、この山に多いのはアカショウマのようです。
2014年5月23日
ヤマボウシ(山法師)
この時期、山のあちこちに白い花が目立ちますが、おそらくそれはヤマボウシ。この写真中央にあるのがわかるでしょうか?
ヤマボウシは白だけでなく、淡いピンクや濃いピンクなどさまざま、近くで見てみると手裏剣やプロペラのように見える面白さがあります。ちょうど今が見頃ですね。
この時期、山で目立つ白いものにはマタタビの白い葉がありますが、ここ大柿花山にはあまりありません。
カザグルマが咲いています。このカザグルマは、昔からここにある自生のもので、杉林の下の湿地に咲いています
ヤマユリより少し小さくらいですから、野草としてはかなり大きな花です。そのため遠くからでもはっきり見ることができます。
カザグルマは日本の各地に自生しているもので、クレマチスの原種の1つとされています。昔は普通に見られたようですが、最近はあまり見られなくなっているよう。
この時期山を歩いていると爽やかな匂いがしますが、おそらくそれはコアジサイでしょう。「コアジサイ」は繊細な花がなんとも美しいのですが、それ以上にこの香りが素晴らしい。
2014年5月17日
山椒薔薇 (サンショウバラ)
サンショウバラが涼しげな花を咲かせていました。
葉が「山椒の葉に似ていること」から山椒薔薇 と呼ばれますが、富士箱根地区に自生していることから別名ハコネバラ(箱根薔薇)とも呼ばれます。日本固有種。
この山に自生するキンランが咲いていました。数はそれほど多くありません、そっと観察してください。
キンラン(金蘭)は樹木の根に寄生しているようなもの
キンラン自生地では、キンランはコナラなどの樹木の根に共生する特定の菌根菌を介して生育に必要な養分を得ているようで、その条件下でないと生育できないようです。つまり、たとえ移植したとしても単独では生育出来ず、いずれ枯れ死させてしまうことになります。
星型のつぼみが面白いカルミアが咲いていました。
ヤエノコガクウツギ(八重の小額空木)が咲いていました。
ヤエノコガクウツギは、コガクウツギ同様小型の品種で、花の大きさはせいぜい直径3cm程度。その美しさは近くから見ないと気づきません。
2014年4月29日
シャクナゲ(石楠花)
野草園などにある大株のシャクナゲ(石楠花)が咲きそろっていました。