初夏

2010年5月14日

コデマリ(小手毬)

足湯ガーデンの、八重咲きのコデマリと普通のコデマリです。特に八重咲きのコデマリはびっしりと花をつけていて見事です。名前の似ているオオデマリに関連がありそうに感じますが、コデマリはバラ科シモツケ属でシモツケやユキヤナギと近縁です。オオデマリはスイカズラ科のため近縁ではありません。

八重咲きのコデマリ

コデマリ(小手毬)

ヤブデマリ、オオデマリ、スノーボール

オオデマリはヤブデマリの近縁種で、同じスイカズラ科のスノーボールもオデマリに良く似た花を咲かせます。しかし、花は似ていてもスノーボールの葉の形はオオデマリとはまったく違います。この時期は、これらの花をすべて見ることができました。

オオデマリ(大手毬)

ヤブデマリ(藪手毬)

スノーボール

ハッカクレン(八角蓮)

気付きにくい場所ですが、野草園の奥にハッカクレン(八角蓮)の花が咲いています。花は甘栗くらいの大きさで赤ワインのような渋い赤。

全草、根、葉、種にポドフィロトキシンを含み有毒

サラサドウダン

山の上のほうに咲いていたサラサドウダン。ツツジ科の植物で釣鐘状の花が鈴なりにつきます。

2010年5月13日

大柿花山 2010.5.13

大柿花山のツツジが見頃、シャクナゲの花も咲いています。ヘメロカリスの開花はもうすぐ。
梅雨を彩るアジサイの蕾もふくらみはじめたようです。

2010年5月8日

シャガ(射干)

トレッキングコース2の道を塞ぐほどの、たくさんのシャガ(射干)が咲いていました。

2010年5月7日

ツクバネウツギ(衝羽根空木)

トレッキングコースの途中にツクバネウツギ(衝羽根空木)が咲いていました。花が落ちた後も、プロペラのような形のガクが果実の先に残り、それが羽根突きの羽根に見えることから「ツクバネウツギ」なのだそうです。

ツクバネ(衝羽根)という木もありますが、このツクバネウツギとは全く別の植物です。

大柿花山 2010.5.6

温室の横のホウノキの花が咲き始めました。まるで大きなモクレンの花のようです。2枚目以降の写真はトレッキングコースを歩いている時に撮ったものですが、名前の調べがついていないものもあります。

トレッキングコースのツツジが、咲き始めました。

山草園のシラー

山草園の通路東側にシラーの花が目立つようになってきました。つい先日までここには、ムスカリやキバナカタクリの花が点在していた場所にです。そして夏の終りにはここにヒガンバナ類が咲くのですから、いったい地面の下はどうなっているんでしょう。シラーが密集して植えられている場所が少ない理由がそのへんにありそうです。

シラー・カンパニュラータ
これらの花は通常「シラー」と呼ばれているようですが、調べたところシラー・カンパニュラータ、あるいはシラー・ヒスパニカと呼ばれる種類のようです。また、釣鐘水仙、スパニッシュ・ブルーベルとも呼ばれるようです。

シラー・ペルビアナ(Scilla peruviana)
シラーだけだと「シラー・ペルビアナ」という園芸種の花もありますが、こちらはオオツルボ(大蔓穂)の名前のほうが良く使われるのかもしれません。
オオツルボ(大蔓穂)

2010年5月6日

キレンゲツツジ

ツツジにはあっても、サツキにはこのようにはっきりとした黄色の花はない

山の頂上付近のトレッキングコース脇にキレンゲツツジが咲きました。レンゲツツジは赤から橙の濃淡、そして黄色までの花があります。このうち黄色のものだけを特にキレンゲツツジと呼びます。

レンゲツツジは全木に毒性があり、毒成分はグラヤノトキシン。

野草園のキバナカタクリは咲き終わりました。エンレイソウ(延齢草)の花ももうすぐ終わります。そんな中で八重のエンレイソウの花はまだ美しく咲いていますが、もうまもなく見頃が過ぎようとしています。そこで、もう一度写真を撮りました。まるでバラの花のようです。

おとこようぞめ(男ヨウゾメ)とは面白い名前。そんな名前なのに花はとても可愛らしく小さな花です。

スイカズラ科 ガマズミ属

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