沢におおいかぶさるように生い茂ることから「沢蓋木」。少し花のピークを過ぎてしまいましたが、サワフタギが花を咲かせていました。
別名:ルリミノウシコロシ(瑠璃実の牛殺し)、ニシゴリ(錦織木)
沢におおいかぶさるように生い茂ることから「沢蓋木」。少し花のピークを過ぎてしまいましたが、サワフタギが花を咲かせていました。
別名:ルリミノウシコロシ(瑠璃実の牛殺し)、ニシゴリ(錦織木)
山の中腹から上のほうに、たくさんの小さな白い花をつけている木、コゴメウツギ (小米空木) が咲いています。
コゴメウツギの蕾は、ちょうど米つぶのよう。小さな花を拡大してみるとこの通り、なかなかに繊細です。写真を追加(5月20日)
似た植物:カナウツギ
バラ科コゴメウツギ属
マメ科の白い花をつけている幼木がいくつかあります。確認してみるとニワフジ(庭藤)だそうです。
コデマリが咲いていました。どこかで見たような花だが・・・そう「シモツケの花に似ている」、そう思った方は鋭い!。コデマリはバラ科シモツケ属の落葉低木なので、「シモツケ」に似ていて当然かもしれません。
どこにでもあると感じるこの花。別名のジシバリのほうが馴染み深いかもしれません。しかし花がそっくりなオオジシバリもあるのでその区別が悩ましい。
別名:ジシバリ
よく見かける花なのですが、名前を確認してみると「ニガナ」。葉や茎に苦味のある白い乳液を含む為、 ニガナ(苦菜)の名があるようです。
ニガナ(苦菜)の花弁は5枚。もし6、7枚以上あったらそれは「ハナニガナ」かもしれません。拡大写真を追加(6月1日)
ニガナの変種:ハナニガナ(花苦菜)
ハナニラにも似た白い花を咲かせていたのは「タイリンオオアマナ」。原産地は地中海沿岸
ヤエノコガクウツギ(八重の小額空木)が咲き始めました。まだ淡い緑色で咲き始めの姿ですが非常に美しい。
ヤエノコガクウツギはポイント2番付近に多くあります。
写真で、マムシグサがどこにあるかわかりますか?
野草園にはマムシグサやムサシアブミ、ユキモチソウなどテンナンショウの仲間が結構多くあるのですが、このようにまわりの植物に紛れてわかりにくいこともあるようです。探してみてください・・。
ゴマノハグサ科の花をもう1つ。トキワハゼ(常磐爆米)に良く似ていて、紫色の花をつけているのは、たぶん「ムラサキサギゴケ」でしょう。
ムラサキサギゴケ、トキワハゼ、ヒメウンランと「ゴマノハグサ科の花」を見てみると、どの花も風の流れをうまく利用するような形状に思え、このフォルムに何か特別な機能があるのではないかと思うほどです。
Web上ではムラサキサギゴケの深山版にヤマサギゴケ(山鷺苔)があるとされているようですが、未確認。
ゴマノハグサ科の花で良くみかけるのが、このトキワハゼ(常磐爆米)。この花の形状もユニークで小さな鳥のようにも見えないこともない。