トレッキングコースに「ニッコウキスゲ」が咲いていました。
ニッコウの名がつくものの日光の固有種というわけではない。和名はゼンテイカ(禅庭花)で、その別名がニッコウキスゲ。
トレッキングコースに「ニッコウキスゲ」が咲いていました。
ニッコウの名がつくものの日光の固有種というわけではない。和名はゼンテイカ(禅庭花)で、その別名がニッコウキスゲ。
丁字草が咲いていました。チョウジの花に似ていることから丁字草、少し「くすんだ青」がとても美しい。
※ 在来種ではなく、北米原産の「ホソバチョウジソウ」と思われます。
この時期よく見かける黄色の花で、花弁が5枚なのがニガナ。ニガナ(苦菜)の名の通り葉や茎に苦味のある白い乳液が含まれている。
ニガナの変種で、花びらの数が7から9枚程度あるとされるのがハナニガナ。花びらの数以外はニガナにそっくりです。
ニガナの名がつく花をもうひとつ。ハナニガナよりもずっと花が大きいのがイワニガナ、葉の様子もまったく違います。
別名:ジシバリ
オニタビラコがあちこちで咲いていました。花の写真で見るとハナニガナに似てないこともないのですが、ハナニガナよりひとまわり小さく花弁が多い。また花のつき方も違います。
タビラコ(田平子)は通常「コオニタビラコ」と呼ばれます。このタビラコに似ていて、よりワイルドな雰囲気の植物がオニタビラコ。 そのオニタビラコに似ていて小型の植物がコオニタビラコ(小・鬼タビラコ)ということなのだが、何か納得できないような・・・。
この時期はヤブタビラコも良く見られます。
花はオニタビラコと良く似ていますが、オニタビラコのように茎が真っ直ぐに立ち上がらず斜めに伸びるのがヤブタビラコ。蕾のカタチやつき方も違います。
キク科 ヤブタビラコ属
まだ、ここでは掲載していませんがヤブタビラコはコオニタビラコに似ます。
ヤブタビラコとコオニタビラコはよく似ていますが、花弁(舌状花)の数が、コオニタビラコでは6~9枚と少ないのに対して、ヤブタビラコでは18枚から20枚と多いことで区別できます。
http://www.geocities.jp/tama9midorijii/ptop/kogop/koonitabirako.html
ヤエノコガクウツギ(八重の小額空木)が咲いていました。
ヤエノコガクウツギは、コガクウツギ同様小型の品種で、花の大きさはせいぜい直径3cm程度。その美しさは近くから見ないと気づかないかもしれません。八重の小額空木はポイント2番付近に多く咲いています。
コガクウツギが咲いていました。
5月の大柿花山には、ツツジやシャクナゲが咲いています。野草園のキバナカタクリは咲き終わりました。トレッキングコース脇などにはいろいろな花が咲いていますが、いくつか紹介しましょう。
野草園に八重咲きのエンレイソウが咲きました。エンレイソウの3枚の花弁とは違い、重なりあった花弁が非常に美しく優雅。
八重咲きのエンレイソウは野生種ではなく、北米大陸北東部から5大湖周辺に分布するトリリウム・グランディフローラムの園芸種、トリリウム・グランディフローラム‘フローレ・プレノ’。
ツル性の植物ですが、まっすぐに立ち上がる性質があるのがこのタチシオデ。茎の途中に球型の花がかわいらしい。