ネジキが釣鐘形の白い花を咲かせていました。涼しげですね。
初夏
2013年5月26日
ネジキ(捩木)
良い天気の山に、赤いアオダモの翼果が綺麗でした。
カルミアが咲いていました。星型のつぼみがポップで面白い。
ハナイカダの実が膨らんでいました。
※ハナイカダは6番の近くの杉林の下
ナツロウバイが咲いていました。ナツロウバイは花に蝋のような光沢があり直径5、6センチ以上もあります。
ヤブムラサキの葉や茎は毛に覆われていますが、この通り蕾もまた毛むくじゃらです。
ハハコだっけ、チチコだっけといつもこんごらがってしまうのですが・・ハハコグサでしたね。
真っ白な花を咲かせていたエゴノキですが、レンズを向けるのが少し遅かったようで、その多くは散っていました。
どこにでも、ごく普通に咲いているカタバミですが、これは在来種ではなく帰化植物のカタバミの「オッタチカタバミ」。
2013年5月24日
コアジサイ(小紫陽花)
今、繊細で美しいコアジサイが咲いています。この時期山を歩いていると爽やかな匂いがしますが、おそらくそれはコアジサイでしょう。
カザグルマが咲いていました。昨年よりも花数も多くカザグルマは元気のようです。このカザグルマは、ここに昔からある自生のもの。杉林の下の湿地に咲いていますが、花が大きいため遠くからでもはっきり見ることができます。
カザグルマは日本に自生するもので、クレマチスの原種の1つとされています。
この山に自生するキンラン(金蘭)が咲いていました。数はそれほど多くありません、手を触れずそっと観察してください。見つけるのが遅くなり、すでに花のピークが過ぎていました。
キンラン(金蘭)は樹木の根に寄生しているようなもの
キンラン自生地では、キンランはコナラなどの樹木の根に共生する特定の菌根菌を介して生育に必要な養分を得ているようで、その条件下でないと生育できないようです。つまり、たとえ移植したとしても単独では生育出来ず、いずれ枯れ死させてしまうことになります。