2015年10月10日

ミヤマガマズミ(深山莢迷)、実

山は、この季節になると赤い実をつけた植物が増えてきます。これはミヤマガマズミ(深山莢迷)の赤い実、可愛らしいですね。

ミヤマガマズミとガマズミ

ガマズミと比べると、ミヤマガマズミは葉の先端が鋭く尖っていて、葉の形は葉先に近い方に最大幅の箇所がある。

マユミやツリバナもニシキギ科ですが、これはニシキギ科のフラッグシップのニシキギ。こちらも赤い小さな実をつけていました。ニシキギは枝に翼があるので他の植物との区別が容易ですね。

ツリバナの赤い実がぶら下がっていました。ツリバナの果実は球型で5つに割れ中から赤い種子が飛び出しています。

似た植物:マユミ

マユミ(真弓)

マユミの実が熟し始めていました。ツリバナに似ますが実がはじけるのはマユミのほうが遅くこれからです。

ツリバナの果実は熟すと5つに割れますが、マユミは4つに割れて中の種が顔を覗かせます。

2015年10月7日

ハダカホオズキ(裸酸漿)

ハダカホオズキが、真っ赤な実をつけていました、ハダカホオズキがあるのは6番近くの杉林の中

ナス科の植物だけに実は有毒のようです。

全草にソラニンを含み有毒

ヤマボウシ(山法師) 実

ヤマボウシの実が赤く熟していました。食べてみると、あっさりとした甘さで、桃のような風味の果実でした。

コムラサキ(小紫)

コムラサキが美しい赤紫の実をつけていました。

ムラサキシキブは葉の鋸歯が全葉にありますが、コムラサキは上半分にしかない。

ヤマハッカ (山薄荷)

ヤマハッカが咲いています。ヤマハッカが一番多く咲いているのは、この時期かもしれません。

撮影:10月5日、7日

ケチジミザサ(毛縮笹)

ケチジミザサ(毛縮笹)の毛が夕方の淡い光の中で光っていました。

似た植物: チジミザサ(縮笹)、チゴザサ(稚児笹)

チジミザサ(毛縮笹)

普段見かけることが多いのはケチジミザサですが、毛がないのがこのチジミザサ(縮笹)

似た植物: ケチジミザサ(縮笹)、チゴザサ(稚児笹)

ササクサ(笹草)

これはササクサ(笹草)。その名の通り葉の形が笹にそっくりです。

写真で見るとチジミザサに似ていると感じるかもしれませんが、チジミザサよりずっと大型のためフィールドで見間違えることはありません。

キバナアキギリが咲いていますが、そろそろ終わりでしょうか。

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