ベニバナボロギク(紅花ぼろ菊)は、この時期でも成長し、これから花を咲かせようとしている。しかし、もうじき霜が降りる季節になり花を咲かせられないかもしれない。
アフリカ原産の帰化植物だけに、日本の四季にはまだ対応できていないと考えたのだが・・。
ベニバナボロギク(紅花ぼろ菊)は、この時期でも成長し、これから花を咲かせようとしている。しかし、もうじき霜が降りる季節になり花を咲かせられないかもしれない。
アフリカ原産の帰化植物だけに、日本の四季にはまだ対応できていないと考えたのだが・・。
普段無視してしまう草ではあるが、もしゃもしゃとした花らしき部分がどうなっているのかレンズを向けてみた。・・でも良くわかりません。名前の由来は、葉が笹の葉に似ていて波打つように縮んでいることから チヂミザサ(縮笹)。
茎や花穂に毛の多いものはケチジミザサ(毛縮笹)と区別されるようです。3枚目に毛の多い花穂が写っていますが、これはケチジミザサなのかもしれません。
似た植物: ケチジミザサ(毛縮笹)、チゴザサ(稚児笹)
葉を出してから一気に花まで咲かせたような感じのこの植物、タネツケバナ(種漬花)でしょう。
花の紫色が美しいイヌホオズキが生えていました。おそらく、北アメリカ原産の帰化植物「アメリカイヌホオズキ」ではないかと思います。大陸原産の帰化植物は在来種よりも大型というイメージがありますが、「アメリカイヌホオズキ」は在来種の「イヌホウズキ」よりも小型で繊細。
未熟な実にはソラニン、アトロピンが含まれ有毒。
似た花:イヌホオズキ、テリイヌホオズキ、オオイヌホオズキ。
葉の形が笹にそっくりで、長い茎を伸ばし花をつけている植物がありました。調べてみると名前は ササクサ(笹草)、そのまんまのネーミングのようです。
分布は関東地方以西、四国、九州で、どこにでもありそうな草なのですが、関東ではそうでもないかもしれません。東京、千葉、茨木では数が少なくなっているようです。
似た植物: チヂミザサ(縮笹)
褐色の花のように見えるのは、カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)。花が咲いたあともこのような色になって残っているんですね。
足湯ガーデンにあった紫の花。これは見たことのあるような、ないような花で、蕾の形は、アキチョウジ(秋丁字)にも似ています。調べてみるとこの植物は2003年発売の「ケープエンジェル」という新しめの花でした。
プレクトランサス・ケープエンジェル(Plectranthus Cape Angels)
ケープエンジェルは、シソ科プレクトランサス属の多年草で、南アフリカで作出された園芸品種。日本では2003年から流通。
アキチョウジ(秋丁字)が咲いていました。アキチョウジは通常薄い青紫ですが、これは白花のアキチョウジです。
黄色の花で見るからにキク科の植物が花を咲かせていました。葉の付け根に柄がなく、葉は茎の周りを取り囲むように付くことから、ヤクシソウ(薬師草)でしょう。
似た花:春から夏に咲く、ハナニガナ(花苦菜)
アキノウナギツカミの写真を撮っていたら、トンボが近寄ってきた。調べてみるとオオアオイトトンボのようです。ブルーグリーンの金属光沢のボディが美しい。
アキノウナギツカミ(秋の鰻掴み)が花を咲かせていました。葉の形は違うものの花の形や茎にトゲがあるところなどは、ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)に似ています。また、ミゾソバ、ヤノネグサ(矢の根草)にも似ています。
花柄は無毛、茎を抱くように細長い葉がつくことからアキノウナギツカミでしょう。似た植物に ウナギツカミ(鰻掴み)もありますが、まだ実物を見たことがありません。