大柿花山の入り口の堀にウシノヒタイ(牛の額)の花が咲いていました。ウシノヒタイという名に聞き覚えない方も多いでしょうが、ミゾソバ(溝蕎麦)の別名です。
ウシノヒタイの名は「葉が牛の額のような形をしていること」からついたわけですが、葉や花の形が良く似ている種類の多いタデ科の植物の中で、ミゾソバの特徴を良く表している名前だと思います。
大柿花山の入り口の堀にウシノヒタイ(牛の額)の花が咲いていました。ウシノヒタイという名に聞き覚えない方も多いでしょうが、ミゾソバ(溝蕎麦)の別名です。
ウシノヒタイの名は「葉が牛の額のような形をしていること」からついたわけですが、葉や花の形が良く似ている種類の多いタデ科の植物の中で、ミゾソバの特徴を良く表している名前だと思います。
野草園の奥の杉林の上にある「彼岸花の谷」。今、咲きはじめの初々しい姿をみることができます。
秋の日差しに照らされて鮮烈な赤に染まる彼岸花。その隣には涼しげな白花の彼岸花も咲いていました。
アジサイの仲間では珍しくこの時期に花をつけているのはタマアジサイ(玉紫陽花)の仲間ですが、あまり見かけない品種のよう、現在確認中。
この時期の大柿花山は、彼岸花だけでなく秋の花も咲いています、それらも是非ご覧ください。これは赤い実のような蕾をつけているミズヒキ。まもなく咲き始めます。
ミズヒキのは蕾は赤ですが、その白花種がこのギンミズヒキ(銀水引)で蕾は白色。野草園周辺に多くあります。
花は下向きに咲くが、あまり開かないので、これで花が咲いた状態。全体に柔らかで葉はさっと茹でれば美味しく食べられます。
以下の写真は約一週間前(15日)に撮影したもの。葉の柔らかそうな感じが伝わるでしょうか、葉を噛んでみると春菊の香りがします。
似た花:ダンドボロギク(段戸ぼろ菊)
人の背丈程にもなり、花は淡い黄色で上向きに咲くが開かない。花後の綿毛(冠毛)が襤褸(ボロ)のように見えることから、ボロギクの名がつく。
1930年代、愛知県の段戸山で見つかった北アメリカ原産の帰化植物
似た花:ベニバナボロギク(紅花ぼろ菊)
シラヤマギクが勢いを増し、こんなにたくさんの花を咲かせていました。通常のバランスの良いキクの花とは違って、シラヤマギクの不揃い花びらは素朴で新鮮なものと思えないでもない。
別名:シロヨメナ(白嫁菜)
オトコエシがたくさんの実をつけていました。レンズを近づけてみると、果実に半透明の翼がついているのがわかります。
ノダケ(野竹)の花の色は様々のようで、この濃い赤紫色のノダケは、ヤクだけでなくその他の部分も濃い赤紫色でした。
一見ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)に似ていますが、花はピンク色ではありません。イシミカワの花は淡い黄緑色の球体のようです。