ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)が花を咲かせています。花自体は小さくて、とても可愛らしいのですが・・茎にはドゲがあり触ると痛い、それよりなによりママコノシリヌグイという名前が凄すぎですね。
秋
2012年9月12日
ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)
遠方からオオヒキヨモギを見に来られた方も少なくないようです。しかし、初めてご覧になった方は・・・「あ、小さい・・」という感想を持たれたことでしょう。
オオヒキヨモギ(大引蓬)は絶滅危惧II類(VU)に指定され、特に東日本では珍しい植物なんですが、花はせいぜい1x2cm程度、しかもポツリポツリとしか咲いていないという地味な植物です。今日確認したところ、大柿花山の峰を歩くコースなどでは、まだ花をつけている株が残っていたものの、まもなく花期は終わりです。
遠目には、まるで稲穂のような花をつけているのは・・・調べてみるとアブラガヤのようです。
アブラガヤが生えていたのは、大雨が振ると沢から土砂が流れこんでくる湿地エリアで、ちょうど生育条件にあてはまります。
アブラガヤは北海道から九州に分布する多年草。鉱物質土壌が流れ込む湿原の周辺域や湿った草原などに生育する。湿原に土砂が流入した場所などでいち早く侵入・定着するので、湿原遷移の初期段階に生育する種であろう。
植物雑学辞典/アブラガヤ
ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)が花をつけていました。つる性の植物なのでじゃまもの扱いですが・・・この時期は園内のところどころで見ることができます。
似た花:マルバノホロシ、ヤマホロシ。
ごこででも見られる普通の花、ゲンノショウコが咲いていました。花自体は可愛らしいですね。
涼し気なセンニンソウ(仙人草)が咲いていました。
似た花: ボタンヅル
センニンソウによく似たボタンヅルは、ボタンに似た葉姿(1 回 3 出複葉)であることと、茎が木質化することが特徴。
これはシラヤマギク。花びらの数が不揃いで、まるで終わりかけの花のように見えますが、シラヤマギクは、これで普通です。
別名:シロヨメナ(白嫁菜)
下向きの紅色の蕾と綿毛が目立つのは、ベニバナボロギクの花が咲いたあとの姿。この綿毛をぼろ【襤褸】に見立てたのがボロギクの名の由来。
似た花:ダンドボロギク、ノボロギク。
足湯ガーデンには女郎花(オミナエシ)が咲いていました。黄花のオミナエシ(女郎花)に対して白花のオトコエシ(男郎花)という植物もあります。
オトコエシが園のあちこちで真っ白な花を咲かせています。草丈は高いものだと人の背丈ほどにもなります。
2011年11月26日
グランサム椿
足湯ガーデングランサム椿(グランサムツバキが咲いていました。大きさは全く違いますが、茶の花に良く似ています。