開花を待っていたというお客様、お待たせしました。今日確認したところ、オオヒキヨモギの多くの株が花を咲かせていました。ほぼ、この時期が見頃と思われます。
大柿花山には毎年数百株以上のオオヒキヨモギが花をつけますが、その多くが山の西側の中腹から上のコース脇にあります。とりあえず西ハウス近くからご覧になると良いでしょう。しかし、珍しい植物とはいえ、花も小さく地味なのであまり見栄えはしません。
見頃は8月下旬まで。
絶滅危惧II類(VU)
オオヒキヨモギ(大引蓬)は、この山には比較的多く自生していますが、環境省レッドデータブックでは絶滅危惧II類(VU)で、関東での分布は限られています。また、一年草の半寄生植物であるため、たとえ移植したとしても全く育ちません。そのままの状態で御覧ください。