栃木駅付近から日光の男体山方向を眺めると、その手前左に鍋を逆さにしたような山が見えますが、これが三峰山。その形から鍋山とも呼ばれます。この三峰山の右(東)側の山裾に節分草が自生する「四季の森」があります。
それならば、三峰山の左(西)側の山裾はどうなっているかと言うと、石灰を採掘する鉱山があり、山が大きく削られていました。そんな場所では自生地があったとしても見ることはできないでしょう。さらに、その奥には出流山満願寺と公園があり、「出流山草パーク」には節分草があるそうです。
・・そういえば、このエリアに叔父さんの家があるのを思い出し、行ってみたら、なんと庭先に節分草が自生しているではないか・・・。
三峰山周辺は石灰岩を含む山がいくつかあり、そんな山なら節分草が自生している可能性が高いはずと思ってはいましたが、やはりそうでした。昔はこのへんの山裾では普通にあったとのことです。