雪景色の中に、黄色の満作(マンサク)が咲いていました。しかしマンサクも多くの種類があるようです。このマンサクは日本に自生する種類ではなく、おそらく支那満作(シナマンサク)に近い園芸品種ではないかと思われます。
この時期に、枯葉が残ったままの姿で花をつけるのが支那満作(シナマンサク)の特徴で、甘く強い香りがあります。原産地は中国で、1879年に発見されて同年にイギリスに渡っている。このシナマンサクと満作(マンサク)を掛け合わせた品種が「ハマメリス・インターメディア」と呼ばれ、多くの種類があるようです。
Hamamelis x intermedia
ハマメリス・インターメディア パリダ(Pallida)は、花弁が大きく、淡い黄色。
ハマメリス・インターメディア クームウッド(Coombe Wood)は、 黄色の花。
花弁の中心部は橙色が濃く、先端は黄色に近い花をつけるのは、
ハマメリス・インターメディア エレナ (Jelena)
ハマメリス・インターメディア ダイアン(Diane)
さらに、黄色の花をつける品種では、
ハマメリス・インターメディア アーノルド・プロミス(Arnold Promise)
ハマメリス・インターメディア ジェイムズ・ウェルズ(James Wells)
では、これはハマメリス・インターメディアなのかと言うと・・・「早咲き満作」と呼ばれるアメリカ原産の品種もあるようです。
Hamamelis vernalis
ハマメリス・ベルナリス(ハヤザキマンサク) も黄色の花をつける品種がある。
タイトルは「シナマンサク」としていますが、ハマメリス・インターメディア、あるいはハマメリス・ベルナリス(ハヤザキマンサク)が正しいのかもしれません。なかなかにマンサクも奥が深いようで・・・。