栃木には自生していませんが、どこからか種が運び込まれたのでしょう。・・・濃い紫色の花をさかせているのはシソ科の「ナミキソウ」
2014, 6月 記事一覧
2014年6月19日
ナミキソウ(浪来草)
2014年6月4日
ジギタリス
「キツネノテブクロ」の別名で呼ばれるジギタリスが咲いていました。全草に猛毒があると聞くとその可愛らしい花も何か怪しげです。
ジギタリス(digitalis)の名の由来は?
ラテン語で「ゆび」を表すdigitusに由来する。これは花の形が指サックに似ているためである。数字のdigitやコンピューター用語のデジタル(ディジタル、digital)と語源は同じ
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%AE%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%B9
別名:キツネノテブクロ(英名のfoxgloveの直訳)
ヤマアジサイが咲き始めました。さらに早咲きの西洋アジサイなども咲き始めています。
杉林の下の湿地のヤワラスゲが花を咲かせようとしていました。
野草園の奥の杉林の下などに、アカショウマ(赤升麻)が咲いています。暗い林の縁に咲くオフホワイトの花が素朴で綺麗です。
似た植物にトリアシショウマがありますが、この山に多いのはアカショウマのようです。
シラン(紫蘭)が咲いていました。栽培が容易なため庭などでは良く見かけますが、もともとは野生のもの。
自生のシランは、環境省カテゴリで「準絶滅危惧」とされているほどで、自生のものは、はほとんど見られません。
この時期よく見かけるこの黄色の花はニガナ。
花弁が5枚なのがニガナ。ニガナ(苦菜)の名の通り葉や茎に苦味のある白い乳液が含まれている。
ニガナに似ますが、花びらの数が7から9枚程度あるとされるのがこのハナニガナ。ニガナの変種です。
ハナニガナをぐっと小さくして花弁を多くしたようなこの花の名は、オニタビラコ。
タビラコ(田平子)は通常「コオニタビラコ」と呼ばれます。このタビラコに似ていて、よりワイルドな雰囲気の植物がオニタビラコ。 そのオニタビラコに似ていて小型の植物がコオニタビラコ(小・鬼タビラコ)ということなのだが・・・。
すっと伸びた細い茎の先端に白い花を咲かせているのはヤマハタザオ。
この花はウツギの中でも非常に美しい園芸品種のマギシェン、コース5番に向かう途中に咲いていました。