この時期の野草としてはポピュラーなチダケサシ(乳茸刺)が花を咲かせ始めました。チダケサシは、なんということのない花ですが季節の移り変わりを感じさせてくれます。
2014, 6月 記事一覧
2014年6月20日
チダケサシ(乳茸刺)
タケニグサの蕾が膨らんできました。里にはあまりなく「夏の山」を感じさせる野草です。
何が「タムラ」なのか・・、変な名前の野草です。
花の写真を撮ろうとする時には、「可愛らしい」とか「美しい」花の写真が撮りたいと思ってシャッターを押しているかもしれませんが、それだけではなく「花の特徴を映し込む」とより楽しみが広がる・・かもしれません。
さて、この花の特徴はと言うと「ドンと突き出したオシベ」と毛深い「毛」。
ドンと突き出してるのを、タムラって言うんだきっと(嘘)
別名:ミヤマタムラソウ
アジサイに混じって多くのオカトラノオが咲いていました。
ニワトコが赤い実をつけていました。その赤がいつになく鮮やかに見えたのでパチリ。
別名:セッコツボク(接骨木)
イワガラミの写真を撮ろうと思いつつ、なぜかいつもそのタイミングを逃してしまうのですが、またしても・・少し遅かったようです。
このもくもくとした感じの花は、白熊の木。
スモークツリー、煙の木、霞の木とも呼ばれているようです。
レンゲショウマ 、キレンゲショウマともかなり大きくなってきました。
夏の大柿花山に、きっと涼し気な花を咲かせてくれることでしょう。花が咲き始めたら、ここでお知らせします。
シモツケとシモツケソウ、名前を混同しがちですが、これは濃いピンクの花の「シモツケソウ」、足湯ガーデンに咲いています。
約ひと月前にも紹介しましたが、この時期でもゴウソ(郷麻)見ることができました。
「和紙の原料になるんだっけ」と思ったあなた「ハ・ズ・レ」
残念でした、それはコウゾでございます。
池の縁で「緑のイガイガ」をつけているのはオニスゲ。なんともユーモラスで私は気に入っています。
別名:ミクリスゲ
どこにでもありそうですが、千葉県では準絶滅危惧種。北陸、四国の瀬戸内海側、九州南部でもあまりみられないようです。
花山を訪れているお客さんに「テイカカズラの花が咲いていますね」と言われて初めて気が付きました。こんなところに咲いていたのか・・