この季節、山のあちこちで白い葉をたくさんつけた木が目につきます。近づいて見ると、白くなっていたのは「木の葉」ではなく、木に巻きついている「マタタビの葉」。

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鹿沼市口粟野から川沿いに横根山方向に走る県道246の脇には、多くのマタタビが見られます。なかには高さ10mを超えるようなものもあり見事です、この時期が一番の見頃でしょう。

この白い葉は遠くからでも目立ちますが、その葉に隠れるようにマタタビの白い花が咲いています。大きさはちょうど梅の花くらいでなかなかに可愛らしい。お茶の花にも似ているものの、マタタビはサルナシ、キウイフルーツなどと共にマタタビ科。

撮影地:鹿沼市入粟野