サンショウバラが涼しげな花を咲かせていました。
葉が「山椒の葉に似ていること」から山椒薔薇 と呼ばれますが、富士箱根地区に自生していることから別名ハコネバラ(箱根薔薇)とも呼ばれます。日本固有種。
サンショウバラが涼しげな花を咲かせていました。
葉が「山椒の葉に似ていること」から山椒薔薇 と呼ばれますが、富士箱根地区に自生していることから別名ハコネバラ(箱根薔薇)とも呼ばれます。日本固有種。
この山に自生するキンランが咲いていました。数はそれほど多くありません、そっと観察してください。
キンラン(金蘭)は樹木の根に寄生しているようなもの
キンラン自生地では、キンランはコナラなどの樹木の根に共生する特定の菌根菌を介して生育に必要な養分を得ているようで、その条件下でないと生育できないようです。つまり、たとえ移植したとしても単独では生育出来ず、いずれ枯れ死させてしまうことになります。
ヤブデマリが咲いていました。
ヤブデマリは日本原産。これを改良したのがオオデマリですが、私はヤブデマリのほうが素朴で美しいと感じます。花弁は5枚、しかし1枚だけ小さいため、ちょうど「蝶」のように見えます。
ムシカリの花、しかしレンズを向けるのが遅すぎました、咲き終わる直前です。
ムシカリの花弁は5枚、大きさはほぼ均等です。
スイカズラ科ガマズミ属の落葉低木、オオカメノキと同じ
ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)が花を咲かせていました。
キランソウが花を咲かせていました。花はジュウニヒトエに似ます。
唇型の花をつける「カキドオシ」、カキドオシは繁殖力が強すぎて嫌われ者ですね。花自体はキランソウに似ます。
ネットではカキドウシとの記述もみかけますが、正しくは「カキドオシ」
この時期は多くのトンボに出会うことが多いのですが、これは「ハラビロトンボ」のようです。
星型のつぼみが面白いカルミアが咲いていました。
ヤエノコガクウツギ(八重の小額空木)が咲いていました。
ヤエノコガクウツギは、コガクウツギ同様小型の品種で、花の大きさはせいぜい直径3cm程度。その美しさは近くから見ないと気づきません。
コガクウツギが咲いていました。
図鑑などで見るとコガクウツギとガクウツギの違いがわかりにくいかもしれませんが、通常身近にあるのはコガクウツギのほうです。
足湯ガーデンで真っ白な花をつけているのはヒメウツギ(姫空木)。
ウツギの花はもう少し先です。