夕方、大柿花山の彼岸花を見てきました。場所によって違いますがおよそ3~4割の開花率、野草園では咲き始めの初々しいヒガンバナの姿が見られでしょう。今週末頃は、さらに開花する株が増え見頃となる見込です。
野草園の「彼岸花」
野草園の奥の「彼岸花の谷」
これらの写真は本日5時半過ぎに撮影したため、かなり暗く写っています
夕方、大柿花山の彼岸花を見てきました。場所によって違いますがおよそ3~4割の開花率、野草園では咲き始めの初々しいヒガンバナの姿が見られでしょう。今週末頃は、さらに開花する株が増え見頃となる見込です。
野草園の「彼岸花」
野草園の奥の「彼岸花の谷」
これらの写真は本日5時半過ぎに撮影したため、かなり暗く写っています
稲刈りの終わった田んぼに、白から赤紫に変化する小さな花が咲いていました。およそツユクサの仲間だろうと思って調べてみると、イボクサ(疣草)のようです。
撮影地:栃木市の水田
白い花が涼しげで美しいとはおもいますが、稲作にとってはやっかいな雑草です。
最近の水田では、田植え直後にSU剤(スルホニルウレア系除草剤)と呼ばれる除草剤を使う場合が多いのですが、このオモダカはSU剤の効きが悪く、手で除草はするものの、どうしても残ってしまいます。
撮影地:栃木市の水田
この時期、水田脇で黄色い小さな花を咲かせているのは、おそらく「田牛蒡」。花弁は4枚が標準なのですが、花弁が5枚の株も多く見られました。花は小さく5ミリくらいか。
撮影地:栃木市の水田、水田の脇
ヒレタゴボウ (鰭田牛蒡)、別名:アメリカミズキンバイ
タゴボウは小さな花ですが、それよりはるかに大きい10円玉くらいの花をつける帰化植物。初めて見た時は一瞬クサノオウかと思いました。しかし葉の形が全く違います。ヒレタゴボウと性質が近い植物に、アメリカミズユキノシタがありますが、要注意外来生物としてリストに掲載されています。
トキワハゼの隣で花を咲かせていたのは「アゼナ」。花の形はトキワハゼに似ますが、ずっと小さく葉のつき方も違います。
花は薄い赤紫で縁取られていましたが白花もあるようです。下は白花
撮影地:栃木市の水田
アゼナは、葉が卵状楕円型で鋸歯及び葉柄がない。水田の雑草としてポピュラーのようです。
この時期、稲刈りの終わった水田の縁や畦で良くみかけるのがこのトキワハゼ(常磐爆米)。よく見るとユニークな形で美しいのですが、大きさが、せいぜい大豆程度ですから観賞用には不向きですね。
撮影地:栃木市の水田脇
水田に茶色のつぶつぶがユーモラスなカヤツリグサ科と思える植物が・・調べてみるとヒデリコ(日照子)のようです。
カヤツリグサ科 テンツキ属
撮影地:栃木市の水田
稲刈りの終わった水田によくあるカヤツリグサの仲間、タマガヤツリでしょうか
撮影地:栃木市の水田
庭の芝生の間にたくさん生えている小型のカヤツリグサ科の植物は、・・ ヒメググのようですね。
稲刈りの終わった水田の縁に生えているこの草は、アメリカタカサブロウ(アメリカ高三郎)で良いと思うのですが。
撮影地:栃木市の水田の脇
キク科タカサブロウ属
道路脇などでよく見る丈夫な雑草です、名前はご存知ないかもしれませんが、おそらくコニシキソウかと。
撮影地:栃木市の水田脇
水田の脇で編笠草が花をさかせようとしていました。エノキグサ(榎草)の包葉を編み笠に見立てたのが名の別名の由来。
撮影地:栃木市の水田脇