2012, 7月 記事一覧

2012年7月16日

オオバノトンボソウ(大葉の蜻蛉草)

夏空に淡い黄緑色の花を咲かせているのは「オオバノトンボソウ」、見る角度によっては「トンボ」に見えることになっています。

花は小さいのに、それを支える茎はかなり太め。

必見なのは、その花茎です。花の大きさのわりにはずいぶんとしっかりした茎なんです。角ばったように隆起した筋があって、その様子を稜があるといったり、翼状になっているといったりします。
オオバノトンボソウ: 花図鑑のボロボロブログ!

別名:ノヤマトンボ

タケニグサ(竹似草)

タケニグサはあまり歓迎されない野草かもしれませんが、私はこのように大きくなった姿を見ると、いかにも「夏の山に来たな」と感じます。

ヤブミョウガ(藪茗荷)

ヤブミョウガが咲き始めました。名前にミョウガがつくものの、葉がミョウガに似ているからというだけです。

食材のミョウガはショウガ科、このヤブミョウガはツユクサ科と、名前以外の関連はありません。しかしながら、春先の若芽は食べられるというから驚きです。

ナミキソウ(浪来草)

まるでハーブのような葉を持ち、美しい紫色の花をさかせるシソ科タツナミソウ属の植物。

ここまでは良いのだが、栃木県に野生の「ナミキソウ」は分布していないことになっているので・・おそらく他の植物といっしょに園の外から入ってきたものでしょう。

ミツバ(三葉)

この季節になると、茎がすっと伸びて小さな花を咲かせます。ミツバと言えば親子丼などに使われる香草ですが、この山には自生のミツバがあり、その花はゴマ粒くらいの大きさです。肉眼では見づらいですね。

ムクゲ(木槿)

ポイント5付近に八重咲の淡いピンクのムクゲが咲いています。

夏を感じさせる花ですが原産はインドや中国で、古くからの帰化植物

インドや中国が原産で、中近東にも自生している。日本へは奈良時代に中国から渡来し、和歌山県や山口県に野生のムクゲがあったとされる。
wikipedia/ムクゲ

2012年7月15日

シキンカラマツ(紫錦唐松)

小さな花ながら美しい野草の1つ、シキンカラマツが花を咲かせていました。

足湯ガーデンにノカンゾウが咲いています、ヤブカンゾウと違い写真のように一重の花です。

ヤブカンゾウ(藪萓草)

足湯ガーデンにノカンゾウと共にヤブカンゾウも咲いています。ヤブカンゾウは古くからある帰化植物で中国原産。

別名 オニカンゾウ(鬼萓草)

2012年7月8日

キレンゲショウマ(黄蓮華升麻)

キレンゲショウマ(黄蓮華升麻)が咲き始めました。花期は長く9月頃まで順に花を咲かせ続けます。

野草園に星型の小さな花が咲いています。花はタチカモメヅルに似ていますが、分布や花色から考えるとナガバクロカモメヅル(長葉黒鴎蔓)と思われます。

オオアオカモメヅルで花が紫色を帯びるものをナガバクロカモメヅルという。

タチカモメヅルによく似ているが、全体に大型である。普通、花は帯黄白色をしていてオオアオカモメヅルというが、花が紫色を帯びるものをナガバクロカモメヅルという。
野の花賛花/ナガバクロカモメヅル(長葉黒鴎蔓)

あまり紫色を帯びない、オオアオカモメヅルではないかと思えるような花もありますが、両者の区別が明確にできないため、今回はナガバクロカモメヅルとして紹介しました。

ヘメロカリス

大柿花山の入り口付近に、今、ヘメロカリスが咲いています。

ヘメロカリスとは、海外で改良されたワスレグサ属(Hemerocallis)の園芸品種群のこと

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