この山に自生するオオヒキヨモギ(大引蓬)が大きくなっていました。黄色の花をつけ始めるのは8月初旬頃、8月中旬には多くの株が花をつけるでしょう。
注!ヨモギではありません。
この姿がキク科の「ヨモギ」に似ているから名前にヨモギがつくのですが、オオヒキヨモギはゴマノハグサ科であり他人の空似のようなもの。
この山に自生するオオヒキヨモギ(大引蓬)が大きくなっていました。黄色の花をつけ始めるのは8月初旬頃、8月中旬には多くの株が花をつけるでしょう。
注!ヨモギではありません。
この姿がキク科の「ヨモギ」に似ているから名前にヨモギがつくのですが、オオヒキヨモギはゴマノハグサ科であり他人の空似のようなもの。
タマザキクサフジ(玉咲草藤)が咲いていました。花自体は美しいと思うのですが、帰化植物の1つ。
ヨーロッパを原産地とするが、北アメリカ、中近東、日本に外来種として定着している
写真提供:大柿花山
足湯ガーデンに、濃いピンクのシモツケソウ(下野草)が咲き始めました。
ツクバネが大きくなっていました。このツクバネがあるのは15番からと16番方向に少し下った所。
ナガバハエドクソウ(長葉蠅毒草)が花を咲かせ始めました。花は下から上に順々に開くため、もうすこしあとのほうが咲いているという雰囲気が出そうですね。
アカショウマの葉にとまっている背に赤い斑紋が2つある黒い虫、赤い斑紋が気になり、もしかして蛍の仲間かと思って調べてみたら・・正解でした。
これはホタルの仲間のカタモンミナミボタルのようです。大きさは米粒より少し大きいかなという程度で、非常に小さな虫です。
この種は、人里附近の草むらから山地の林道端や林内まで広範で多様な自然環境に適応して生息しています。
日本産ホタル科の全図鑑/カタモンミナミボタル
蛍といえば普通「ゲンジボタル」をイメージされるでしょうが、それ以外にも蛍の仲間は存在します。山の少し暗い湿り気のある場所にいたのはオバボタル、赤い斑紋が目立ちます。
オオオバボタルかオバボタル(姥蛍)か、よく似ているので迷うのだが、前胸部の斑紋の形からこれはオバボタルだと思われます。wikipediaに「何となく叩き潰したヘイケボタルというような感じ」とありますが上手い表現かもしれません。
前胸部に赤い斑紋という一般的なホタルのイメージに近いものだが、全体にやや平らで、特に前胸部の斑紋のところがやや窪んでいるため、何となく叩き潰したヘイケボタル、というような感じに見える虫
ja.wikipedia.org/オバボタル
赤、赤紫から青、そして淡い青など、とても豊かな色に変化する可愛らしい花。ナンテンハギが咲き終わったころにこんな花をつけているのはヨツバハギ(四葉萩)。
普通、野生のドクダミは観賞用とはされませんが、観賞用に花弁が八重のもの、あるいは葉がカラフルな’カメレオン’というドクダミもあります。
写真提供:大柿花山
この時期、野草園に、このような花が咲いています。昨年は「中心部が赤紫で全体がクリーム色の花」がほとんどだと思っていましたが、今年、濃い赤紫色の花もあることに気づきました。さてこの植物の名前は・・
全体が赤紫の花
中心部が赤紫で全体がクリーム色の花
全体がやや赤紫がかっている花
タチカモメヅルに似ますが主に西日本に分布しており、ここ栃木には自生していないと思われます。葉のようすや「濃い赤紫色の花」ということからナガバクロカモメヅル(長葉黒鴎蔓)の可能性が高そうです。
ヤマアジサイが見頃になっていました。