咲き初めがピンクで、後に清楚な白い花ビラとなり、散る間際には墨をさしたような色に変わるという淡墨桜(ウスズミザクラ)。4枚目の写真で、手前が白で奥のサクラが彩度の低いピンクに見える・・これがその色の変化なのだろうか。

下野市によれば、淡墨桜が満開で今週中には墨色の花が見られるとのこと。

今日から天平の花まつり本番です。淡墨桜が満開で今週中には墨色の花がご覧になれるでしょう!夜のライトアップも綺麗ですよ!(2012年4月10)
下野市

「淡墨桜」の由来。下野市の案内看板によれば以下の通り

特徴:淡白色の可憐な花が咲き、満開を過ぎると「うすずみをかけたような色に変わる」ところから名付けられた。

親桜:岐阜県根尾村(現在の本巣市)にある国指定天然記念物「淡墨桜」。26代天皇である継体天皇のお手植であると伝えられ、推定樹齢1500余年、高さは約16m、幹周り約10m、枝張り約500平方メートルの大木である。

移植までの経過:岐阜県根尾村にある国の指定天然記念物「淡墨桜」の実生苗を当時の根尾村老人クラブから譲り受け、昭和60年3月に当時の国分紫の老人クラブにより当公園に移植された。
実生から開花は難しいと言われていたが、昭和63年4月15日に開花した。

淡墨桜とは?

淡墨桜(うすずみざくら)とは、岐阜県本巣市(旧・本巣郡根尾村)の淡墨公園にある樹齢1500年以上のエドヒガンザクラの古木である。
淡墨桜 – Wikipedia