足湯ガーデン近くにある最も大きな桜が、このオオヤマザクラ(大山桜 )。ヤマザクラ(山桜)に比べ花や葉が大きいことから大山桜とされているようです。
写真提供:大柿花山
足湯ガーデン近くにある最も大きな桜が、このオオヤマザクラ(大山桜 )。ヤマザクラ(山桜)に比べ花や葉が大きいことから大山桜とされているようです。
写真提供:大柿花山
入粟野の道沿いに美しいシダレザクラが何本か咲いていました。山深いこのあたりでは、まだ蕾のサクラも多いようです。
今年の「宮の桜」はそろそろ見納めのようです。散った花びらが、堤防の上をまっ白に染めていました。
桃を背景にして淡い黄色のキモクレンが咲いていました。
大柿花山の園主大出氏(大出昌男)とNHK「趣味の園芸」などでお馴染みの大出英子先生監修による本「庭木・花木の育て方と手入れ」が発売されました。
この本は大泉書店「012ガーデニング」シリーズ最新刊。庭木・花 木の基礎知識から植え方・ふやし方・剪定などの基本技術を、写真とイラストでビジュアル解説したものです。
監修紹介
大出昌男„おおいで まさお‟ “大柿花山花咲じいさん”の別名を持つ、「大出園芸 栃木植物園」園主。さつき研究 家。名誉農業士。
大出英子„おおいで えいこ‟ 栃木県生まれ。東京農業大学卒業、同大学大学院修了後、(株)大林組技術研究所を 経て、2003年より目白大学短期大学部に勤務。現在は、同短期大学部生活科学科准 教授。NHK「趣味の園芸」に出演するなど、幅広く活躍中。大出昌男氏とは親子。
2012年4月17日発行、定価:1,260円(税込)
→大泉書店/ 庭木・花木の育て方と手入れ
入り口近くの斜面にある黄花カタクリが花を咲かせました。まだ2株だけですが、その他の株の蕾も順調に膨らんでいます。
黄花カタクリ(キバナカタクリ)が本格的に咲き始めるのはもう少し先でしょう。それでも今週末(4月21日、22日)頃にはキバナカタクリの咲き始めの初々しい姿が楽しめそうです。
キバナカタクリの様子は、今週後半にも再度お伝えする予定です。
良い天気に恵まれた今日、花いっぱいの大柿花山を、コースの一番奥から振り返るようにして眺めてみました。このスケール感が伝わるでしょうか・・・
週末の見頃情報(2012年4月)
4月14~15日:大柿花山の山桜が満開、桃も見頃です。花いっぱいの山がここに。
4月21~22日:桃が満開に、山桜の散る花びらの下に、黄花キバナカタクリが咲き始めます。
4月28~29日:キバナカタクリ、エンレイソウ、シャクナゲなどが咲き、華やかな野草園に
温室脇で可愛らしい花を咲かせていたのはヒトリシズカ(一人静)です。
ヒガンバナの谷の上の傾斜地で、ひっそりとシラネアオイ(白根葵)が咲いていました。
リョウブ(令法)が新芽を出していました。
リョウブ(令法):リョウブ科
リョウブ(令法)の若芽は「リョウブ飯」として食べられるらしい・・そこで大柿花山に協力していただきリョウブの若芽を摘み「りょうぶめし」を試すことに。
さっとリョウブの若芽をゆがきアク抜きし、それを刻んで炊きたてのご飯に混ぜれば出来上がり。今回はご飯を昆布出汁で炊いて少しの塩とリョウブを混ぜて完成させました。若芽の緑が美味しそうで春にふさわしいご飯・・・しかし、それほど香りがあるわけでもなく、くせもないのだが「味はいまひとつ」でした。もう少し研究が必要かもしれない。
リョウブはまず、塩を一つまみ入れたお湯でゆがいたあと、水にさらしてアク抜きをします。それをきざんで塩とともに炊けたご飯に混ぜ込んで、しばらく蒸らしたら完成。
豆狸の狩猟・採集的生活のススメ:リョウブ
あいにくの雨ですが山はこんなに鮮やかでした。明日は良い天気になりそうです。椿、桜、レンギョウ、モクレンともに満開、桃のピンクや赤も目立ってきました。花いっぱいの山を見るなら今週がお勧めです。
写真提供:大柿花山 大出