2012, 4月 記事一覧

2012年4月20日

アミガサユリ(編笠百合)

足湯ガーデンにアミガサユリ(編笠百合)が咲いていました。

バイモの別名がアミガサユリですが、私はバイモよりアミガサユリ(編笠百合)のほうがしっくりきます。

江戸時代、中国より鎮咳、止血、解熱などの薬用植物として渡来したが、野生化したりして各地に広がった。名前は球根が2枚貝に似ていることからだが、花びら内側の網目模様から、アミガサユリとも呼ばれている。
四季の山野草(バイモ)

アミガサタケ

アミガサ模様といえば・・園内に網目模様のキノコが生えていました。そのまま「アミガサタケ」でしょう。

このキノコは食べられるのか?

優秀な食用キノコの一つであるが、子実体には微量のヒドラジンを含むため、生食することは避けるべきであるとされる。また、調理されたものであっても、アルコールとともに食べると酔いを深め、悪心や嘔吐の原因になるともいわれている
wikipedia:アミガサタケ

トサミズキやヒュウガミズキは、ミズキの名がついてもマンサク科なのですが、その新芽をマンサクと比べてみると、なるほどどれも良く似ています。
これはマンサクの新芽

トサミズキの新芽

ヒュウガミズキの新芽

似た植物:コウヤミズキ

野草園にある淡い青の「ムラサキケマン」のような花が咲いていますが、これはヤマエンゴサク(山延胡索)のようです。

ムラサキケマン(紫華鬘)

ムラサキケマン(紫華鬘)の花が咲き始めました。

ヤブレガサ(破れ傘)は、若い葉が土から出たときの姿を「すぼめた破れ傘」に見立てたのが名の由来ですから、見頃はこの時期でしょう。

写真提供:大柿花山

ヤブレガサは少し暗めの林の中にはどこにでもありますが、野草園には、ちょっと不気味な「それ」があります。葉脈が黄色になっているもので、亀甲斑と呼ばれているヤブレガサでしょうか。

イカリソウ

この時期野草園にはイカリソウが花を咲かせています。

イカリソウ サルフレウム

鋭い爪のような黄色い花をつけたイカリソウが咲いていますが、サルフレウムという品種のようです。

メギ科 イカリソウ属

ヤマブキ(山吹)

野草園の入り口付近にヤマブキ(山吹)が咲いていました。

2012年4月19日

ヤマブキソウ(山吹草)

野草園などで、地面に「山吹のような黄色の花」が咲きはじめましたが、それはヤマブキではなく「ヤマブキソウ」です。

ヤマブキはバラ科、ヤマブキソウはケシ科で、まったく別の植物。ケシ科、花弁4,黄花だとクサノオウがある。
別名:クサヤマブキ(草山吹)

桃源郷 – 大柿花山

大柿花山の桃が見頃になり、駐車場も花でいっぱいでした。

コース一番奥の6番からの眺めは、まさに「桃源郷」でしょう。

写真提供は大柿花山

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