2011, 9月 記事一覧

2011年9月18日

ススキと秋明菊

秋をイメージする植物として1つだけ選ぶとすれば、やはりススキでしょうか。そして、手前のやさしいピンク色の花は秋明菊。

2011年9月17日

速報:彼岸花 2011.9.17

野草園の奥の谷で「彼岸花」が咲き始めました。この谷は来週後半には真っ赤な彼岸花で埋め尽くされることでしょう。

キクイモ(菊芋)

人の背丈以上になり黄色の大きな花を咲かせているのは・・・調べてみるとキクイモ(菊芋)という植物。地中に出来る芋は食べられるようです。

北アメリカ原産の植物。繁殖力は強く要注意外来生物に指定されている。
別名:アメリカイモ、ブタイモ

イヌトウバナ ?

シソ科でこのような唇形の花をつける植物は多いのですが、これはヤマトウバナ(山塔花)・・それともイヌトウバナ?

おそらくこれも・・イヌトウバナなのでしょう。

葉は対生し、柄があり、長卵形または卵形で粗い鋸歯がある。茎頂に短い花序がふつう1個つく。花冠は白色で長さ8~9mm、上唇は浅く2裂、下唇は3裂する。
花調べ・トウバナの仲間

フクロツチガキ(袋土柿)

遠目にはツチグリかと思ったのだが、ツチグリはこんなにすべすべした感じではない。・・調べてみると「シロツチガキ」が候補に上がった。しかし・・。

シロツチガキは「穴の周囲が黒っぽい円座で縁取られない」とされているので、円座で縁取られているこのキノコは、おそらくフクロツチガキという種類のようです。

円座のことをオッパイの乳輪と教わった途端、頭にすぅ~っと入った
チックの道草・きのこ: シロツチガキ 10.8.3

2011年9月15日

掲載写真数5000枚突破

花山の四季は、運営開始から約1年半の現在。掲載した植物は500種以上、写真数は5000枚を超えました。これも一重に皆様方の支援のおかげと感謝しております。

古来から日本にある種類の「彼岸花」の一部が咲き始めました。今週末は(17日、18日)は、花の数は少なめですが、来週の中頃以降であれば数多くの花が楽しめると思われます。

今年の見頃の時期は?

大柿花山の彼岸花は、おそらく23日の秋分の日、あるいは来週末(9月23日~25日)あたりが一番の見頃だと予想しています。ただし、遅めに咲き始める群落もあるので9月末頃までは美しい眺めが楽しめるでしょう。

秋の大柿花山は彼岸花で埋め尽くされます、それももうすぐ。

この時期、大柿花山を歩いていると、地面近くに咲く黄色い花が目立ますが、おそらくキバナアキギリでしょう。キバナアキギリは何箇所かで群生しています。

花びらの数が不揃いの白い花は「シラヤマギク」。また、まるで萎んだ黄色の花のように見えるのはオオヒキヨモギの花ですが、これでも立派に開花中の姿です。

大柿花山、頂上付近ではホツツジを見ることができました。しかし小さな花なので気づかない方も多いでしょう。

最後の花は、マルバハギ。

これらの写真は、大柿花山 大出氏の撮影によるものです。

カラスノゴマ(烏の胡麻)

カラスノゴマ(烏の胡麻)が花を咲かせていました。この黄色い花は通常葉の下に隠れるようにして咲くため真上から見ると花がほとんど見えないこともあります。

カラスノゴマの左に写っている薄紫の小さな花はキツネノマゴ。ゴマかマゴかまぎらわしい植物が2つ並んで咲いているわけですね。

ホツツジ (穂躑躅)

大柿花山の山頂付近でホツツジが花をつけていました。写真からは花の形状がわかりにくいのですが、花弁は3枚。

別名:ヤマボウキ 、ツツジ科ホツツジ属の落葉低木。有毒。

ゴンズイ

遠くからでも目立つ赤い実のようなものがなっている木がありました。調べてみると「ゴンズイ」という木のようです。


魚のゴンズイのように、あまり役に立たないので名付けられたのではないかといわれる。筑波実験植物園:ゴンズイ

ヤマノイモ(山芋) ムカゴ

ヤマノイモ(山芋)のムカゴが垂れ下がっていました。

むかごはタネではなく、ヤマノイモ自体のクローン。もちろん食べられます。

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