午前中の早い時間に彼岸花の谷に行ってみると、木々の間から差し込む光を透かして彼岸花が真っ赤になっていました。
2011, 9月 記事一覧
2011年9月28日
大柿花山の彼岸花の谷
ヤマハッカが咲いていました。山に生えていてハッカに似ているのでヤマハッカ。しかし、ハッカの香りはない。
大柿花山の入り口付近と足湯ガーデンの秋の風景。
野草園や各コースの脇には彼岸花が咲いています。
撮影:大柿花山 大出氏
チヂミザサの毛が露に濡れて光っていました。茎や花穂に毛の多いので、おそらくこれはケチジミザサ(毛縮笹)だと思われます。しかし、地味すぎてこの植物にレンズを向ける方はほとんどいない・・と思われます。
似た植物: チジミザサ(縮笹)、チゴザサ(稚児笹)
彼岸花で有名な粟野の常楽寺を見に行きました。しかし、一部咲いている花はあるものの、多くはまだ蕾。あと数日から一週間先くらいが見頃でしょう。
粟野の常楽寺の境内には彼岸花が植えられており、規模は小さいものの、美しい田舎の風景を作り出しています。また前の畑にはソバが栽培されており、その白と彼岸花の赤の対比がより目を楽しませてくれそうです。
昔は道端や田んぼの畦にヒガンバナが普通にあったものですが、耕地整理や道路の整備などにより数が少なくなりました。しかし、ここ粟野地区では彼岸花が昔のように残されている場所も少なくありません。
出かけてみますか? 続きを読む
2011年9月27日
彼岸花速報:彼岸花が満開に!
大柿花山の「彼岸花の谷」、「野草園の彼岸花群落」などが次々と満開になっており現在見頃です。例年のヒガンバナは、いっせいに花を咲かすのですが、今年はなぜか開花時期のばらつきが大きく、まだ蕾の群落もあります。
園内には彼岸花以外にも、秋の野草が花を咲かせています。探してみてください。写真は左からキツリフネ、ツリフネソウ、藍など。
彼岸花の開花のペースがこのところの気温のせいか一気に落ち・・このため花を楽しめる時期は予想より少し伸びそうですが、お早めにお越しください。
開花してしばらく経つと「びわ」のような淡いオレンジ色に変わる品種の「リコリス・オオスミ」
大柿花山の入り口の堀にウシノヒタイ(牛の額)の花が咲いていました。ウシノヒタイという名に聞き覚えない方も多いでしょうが、ミゾソバ(溝蕎麦)の別名です。
ウシノヒタイの名は「葉が牛の額のような形をしていること」からついたわけですが、葉や花の形が良く似ている種類の多いタデ科の植物の中で、ミゾソバの特徴を良く表している名前だと思います。
2011年9月25日
粟野:粟野川河川敷の彼岸花
思川の上流域の支流、粟野川河川敷の彼岸花の群生を見に行きました。場所は口粟野から入った県道246沿いの中粟野で、「遊の郷直売所」の手前700m付近の河川敷です。河川敷に降りてみると予想通り彼岸花が満開でした。
この場所はちょっとわかりにくいのですが・・ 続きを読む
2011年9月23日
彼岸花の谷:ヒガンバナが見頃に。
野草園の奥の杉林の上にある「彼岸花の谷」。今、咲きはじめの初々しい姿をみることができます。
秋の日差しに照らされて鮮烈な赤に染まる彼岸花。その隣には涼しげな白花の彼岸花も咲いていました。
アジサイの仲間では珍しくこの時期に花をつけているのはタマアジサイ(玉紫陽花)の仲間ですが、あまり見かけない品種のよう、現在確認中。