アジサイ(紫陽花)が見頃を迎えました。雨が似合う花なのに、このところ雨がほとんど降っていません。
2011, 6月 記事一覧
2011年6月24日
アジサイ(紫陽花)
ヤブレガサ(破れ傘)が花をつけていました。一メートル程の高さまで茎を伸ばし、その先につける花としては少し貧弱ですね。
都賀町大柿地区では、6月中旬頃にはホタルが舞い、「ホタルまつり」も開催されます。ちょうどそれにあわせるかのように咲いていたのは「ヤマホタルブクロ」の白花。
花の中にホタルを入れてみたい。
撮影地:都賀町大柿
2011年6月19日
ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)
湿地エリアでムラサキサギゴケ(紫鷺苔)が花をつけていました。
ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)
匐枝を出して増えるので群生することが多い。 葉は根元に集まり、倒卵形で長さ4~7cm。匐枝の葉は倒円形または円形で小さい。野の花賛花/ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)
茎が少し赤味を帯びており、花の中心部も少し赤い カタバミ(片喰)です。帰化植物のオッタチカタバミと在来種のカタバミ(片喰)。どちらのほうが優勢なのだろうか。
似た植物:オッタチカタバミ
草むらの中で、タニソバ(谷蕎麦)が花をつけているのに気づきました。写真のものは草丈20cm程度と小さく、ミゾソバやヤノネグサよりも存在感がありません。
似た植物:ミゾソバ、ソバ
アカソバ(赤蕎麦)が花をつけていました。アカソバは普通に食用になりますが、花も美しい。
ミゾカクシ(溝隠)が花をつけていました。さて、何科の花だと思いますか?
ミゾカクシ(溝隠)は、田の畦に筵(ムシロ)を敷いたように生えるので、別名アゼムシロ(畦筵)。キキョウ科ミゾカクシ属の植物。
近縁種:サワギキョウ
イヌホオズキかアメリカイヌホオズキか、それともそれ以外なのか・・・。いつも悩ませられるが、おそらくアメリカイヌホオズキでしょう。
アメリカイヌホオズキは北アメリカ原産の帰化植物
ダイオウグミ(大王茱萸)が真っ赤な実をつけていました、なるほど・・・思っていたよりも大きな実でした。だから別名がビックリグミなのでしょう。
食べてみましたが、完熟した実は甘酸っぱくて、おおむね美味しい。今が食べどきです。
まだ花を咲かせていないものをいくつか・・・
最初はヤノネグサ(矢の根草)。
アカネ(茜)
ウド、キレンゲショウマ
キレンゲショウマは蕾がふくらんでいました。
小さな花をいっぱいにつけている木はウメモドキ。その花の写真を撮ろうとしているのに蝶がじゃまをしています。
調べてみるとウメモドキにとまっているのは、蝶ではなくアゲハモドキガ科の金紋蛾(キンモンガ)。モドキの名がつく植物にモドキがつく科の虫とは・・・もしかしてこの虫は狙ったのでしょうか。
似た花:イヌウメモドキ