2011, 5月 記事一覧

2011年5月5日

オオデマリ(大手毬)

咲き始めは薄い黄緑色、やがて真っ白に変化します。

野草園入り口の右側にあるオオデマリが咲き始めました。

見慣れない黄色のアブラナ科らしき花が咲いていました。調べてみると、帰化植物のハルザキヤマガラシ(春咲山芥子)のようです。

繁殖力が強く、亜高山帯等の自然性の高い環境等にも侵入し、在来植物への競合・駆逐のおそれがあるため、駆除が実施されている。農耕地の雑草であり、近年も分布を拡大している。
環境省 / 要注意外来生物リスト:植物(一覧) / ハルザキヤマガラシ

2011年5月4日

シャクナゲ(石楠花)の咲く山

新緑の野草園やその周辺に、色鮮やかなシャクナゲ(石楠花)が咲いています。

写真提供:大柿花山

2011年5月3日

大柿花山 新緑の5月

山の景色を眺めてみると、まさに新緑の季節になっていました。

武者走りに咲いていたのはチゴユリ。野草園にもシラーが咲き始めました。これらと同じユリ科で、蕾をつけているのは「ミヤマナルコユリ」、今月中旬には咲きそうです。

葉の上にちょこんと丸い蕾をつけているのが「ハナイカダ」、ハナイカダもまもなく咲くでしょう。次の写真は、ツクバネとノギラン、こちらの花が咲くのは7月になってから。

左からモミジガサ、ヤマジノホトトギス、ウド。これらは新芽を展開させている途中で、いずれも花をつけるのは8月以降です。

その他にも、葉が出てきたコウヤボウキ。もう花は終わりましたがダンコウバイの葉、この新芽は、おそらくオオヒキヨモギ。探せばいろいろあるものです。

ツツジ「星祭り」

「星祭り」のスタンダード作りの鉢植えが展示してありました。ツツジのスタンダード作りとは意外でしたが、これがなかなかに美しい。

ツツジ、本霧島

M100%、Y100%の色だろうか・・コース中のところどころに、ちいさめの花で真っ赤なツツジ「本霧島」が咲いています。

コース内に咲いている椿は、まだまだありますが、そろそろ見頃は終わりのようです。これは錦重(ニシキガサネ)という品種の椿。

シロヤマブキ(白山吹)

シロヤマブキ(白山吹)が、ほぼ咲き揃いました。始めは、ぽつぽつと白い花を咲かせるだけなので、今年は花の数が少ないのかと思っていたのですが、そうではなかったようです。一気にこの通り。

2011年5月2日

大柿花山 5月のスケッチ

大柿花山の5月は、春の花から初夏の花へと一気に移り変わります。
初夏を告げる花「キバナカタクリ」が終わるころには、シャクナゲが見頃となり、ウツギの仲間、サツキ、ツツジなどが咲き始めます。

ウツギの仲間はこれから次々と花を咲かせます。現在咲いているのはツクバネウツギ(左)。続いて5月中旬から咲くヒメウツギ、コゴメウツギ。

ガマズミの仲間では、
現在咲いているのは左から、ミヤマガマズミ、オトコヨウゾメ、姫ヤブデマリ(※ 別記事参照)。

まもなく咲きそうなのがオオデマリ、アズキナシ。

さらに、ハイノキ科のサワフタギ、バラ科の八重咲きコデマリなど、様々な木が花をつける季節になりました。

レンゲツツジ

山の上のほうのコース脇にレンゲツツジが咲き始めました。レンゲツツジの花は赤から橙、そして黄色まであります。

このうち黄色のものだけは特にキレンゲツツジと呼ばれます。

山のあちこちでツクバネウツギ(衝羽根空木)が咲いていました。花をよく見てみると、木によって花の色が少し違うようです。

淡い黄色の花をつけているもの

こちらは、少し黄色が濃い。

このように蕾が赤く、開花したあとは、うっすらと赤みを帯びた花をつけるものもありました。

コアジサイ(小紫陽花)が花の準備を急ピッチで進めていました。今月下旬にはその美しい花を見られるでしょう。

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