温室の近くで、ニオイガマズミ(匂い莢迷)が咲いていました。近くを通ると良い匂いがします。
2011, 4月 記事一覧
2011年4月26日
ニオイガマズミ(匂い莢迷)
野草園入り口付近に咲いている白い花、シラユキゲシ(白雪芥子)が咲いています。
カナダケシ(サンギナリア・カナデンシス)の八重咲きの変種「プレナ」
野草園に数株、まるで菊のような花を咲かせているのは 八重咲きのカナダケシ です。花はピンポン玉くらいのサイズですが、非常に美しく神秘的に見えるほどです。
温室出口から少し坂を上がった所に、甘い香りのあるグミの花が咲いています。調べてみるとナツグミ(夏茱萸)のようです。
葉の表面は緑色で、裏面には灰白色の鱗状毛が密生
夏につける実が食べられます。
わが国の固有種で、北海道の南部から本州の福島県から静岡県までの太平洋側に分布しています。海岸沿いから丘陵に生え、高さは2~4メートルになります。若い枝は褐色の鱗状毛に被われます。葉は広楕円形から広卵形で互生します。葉の表面は緑色で、裏面には灰白色の鱗状毛が密生します。shu(^^) Homepage, ナツグミ
色鮮やかなシャクナゲが咲き始めました。
2011年4月24日
下野新聞「SOON」
下野新聞「SOON」に「大柿花山」の黄花カタクリが紹介されていました。
幸せ呼んで黄花カタクリ 栃木植物園大柿花山
【栃木】都賀町大柿の栃木植物園大柿花山で黄花カタクリの花が見ごろを迎えている。 紫色の花が一般的とされるカタクリ。黄色の花が咲く品種は珍しく、同園はロッキー山脈原産の苗を15年前にオランダから輸入した。約990平方メートルに1万株の球根が植えられ、散策路沿いにも点在している。同園の大出昌男園長は「黄花カタクリは幸せを呼ぶ黄色の天使といわれている。震災で悲しい話題が多い今だからこそ、カタクリの花を見て元気を取り戻してほしい」と話す。
下野新聞「SOON」 4/23
木々に囲まれた野草園、見上げると新緑の木々が美しい。
その野草園では、キバナカタクリ(黄花かたくり)が見頃になりました。
野草園は大柿の入り口温室のすぐ隣ですから、気軽にご覧いただけます。ただし野草園は大柿花山全体から見ると、ごく一部分にしかすぎません。広い園内です、他のコースもあわせて御覧ください。
野草園の一番奥に、とても花つきの良いツクバネウツギが咲いていました。しかし、ツクバネウツギにしては花が大きすぎないだろうか・・。
ツクバネウツギは5個のツクバネ(萼片)が同じ長さですが、オオツクバネウツギはバランスが悪くその中の1つだけが短いのが特徴。萼片の特徴と花の大きさから、これはオオツクバネウツギだと思われます。
別名:ウゴツクバネウツギ
サルトリイバラに緑色のモジャモジャしたものがついています。レンズを近づけてみると、サルトリイバラがリボンで作ったような花を咲かせていました。
繊細で可愛らしいヒトリシズカ(一人静)の花です。
ただしこれは、山では写真が撮れなかったので、売店の鉢植えの写真です。
トサミズキの花はすでに終わっていますが、展開を始めたトサミズキの若葉もなかなか美しい。葉裏に潜んでいるのはワカバグモだろうか。