コース脇にシラー・カンパニュラータが咲き始めました。
シラー
園芸流通名「シラー」として売られていることもあります。植物の名前としては、シラー・カンパニュラータあるいはシラー・ヒスパニカ、さらに釣鐘水仙、スパニッシュ・ブルーベルとも呼ばれるようです。
コース脇にシラー・カンパニュラータが咲き始めました。
シラー
園芸流通名「シラー」として売られていることもあります。植物の名前としては、シラー・カンパニュラータあるいはシラー・ヒスパニカ、さらに釣鐘水仙、スパニッシュ・ブルーベルとも呼ばれるようです。
コース脇のシラー・カンパニュラータに混じって、同じ釣鐘型ながら少し違う雰囲気の白花が咲いています。調べてみるとアリウム・トリケトラムのようです。
チゴユリが咲き始めました。チゴユリの花は下向きに咲くので、レンズを下から近づけてみました。
ミヤマガマズミ(深山莢迷)が花を咲かせていました。
ミヤマガマズミ
ガマズミと比べると、葉の先端が鋭く尖っていて、葉の形は葉先に近い方に最大幅の箇所があること(下ぶくれ)で判別できる。また、この時期にはまだ「ガマズミ」は咲いていません。
オトコヨウゾメ(男莢迷)が咲き始めました。まるで水彩で描かれた花のように、花の形が整っていないところが味わい深い。ガマズミの仲間ではこの花が一番ユーモラスではないかと思います。
スイカズラ科 ガマズミ属
シロヤマブキ(白山吹)が、ぽつぽつと白い花を咲かせ始めました。
このシロヤマブキは、黄色のヤマブキの白花品種(シロバナヤマブキ)とは違って花弁は4枚。
地面に近いところに咲いている山吹のような黄色の花がヤマブキソウ。園内のあちこちで咲いていますが、杉林の下のヤマブキソウは4,5センチもある大きな花を咲かせていました。
ヤマブキソウには有毒な成分が含まれています。
別名:クサヤマブキ(草山吹)
「白くて棒状のブラシのような花」を無数につけている木が、大柿花山の足湯から見える場所にあります。なんの木だろうと疑問に思う方も多いと思いますが桜の仲間の ウワミズザクラ(上溝桜)です。
満開の花が風に吹かれて野草園に舞うことがありますが、小さな花なので、一瞬何の花なのかと思うかもしれません。
ウワミズザクラに似た木:イヌザクラ
野草園がキバナカタクリで一杯になりました。薄紫のカタクリと違いこの時期に満開になるのが、この「黄花片栗」です。(4月28日掲載)
これらの写真は、大柿花山の園長 大出氏による撮影です。撮影日:2011年4月28日
黄花片栗が咲きそろうのとほぼ同じ時期に、山は新緑の季節に変化したようです。キバナカタクリだけでなく「山をのんびりと歩いてみる」のも楽しいと思うのですが、いかがでしょう。
キバナカタクリのある野草園は入り口のすぐ隣なので普通の靴でも大丈夫です、しかしコースは歩くには運動靴が必要です。
キバナカタクリに混じって、白花のカタクリが咲いていました。
色鮮やかなシャクナゲ(石楠花)が、次々と咲き始めました。
これらの写真は大柿花山から提供された写真を中心としています。