黄色のタンポポが咲いていました。さてこの タンポポは、古くから日本にある在来種なのか、それとも外来種なのか・・・。
タンポポに限らず、普通に咲いている花が外来種だったというのは良くあることなので、どこで見分けるかが問題です。タンポポの場合は総苞外片(そうほうがいへん)の反り具合で区別ができ、さらにいくつかの写真と見比べてみたところ、咲いていたのは在来種の カントウタンポポ(関東蒲公英)のようです。
総苞外片とは写真で花の下にある緑色をした部分。タンポポの区別はこのように花を裏から見ることも必要のようです。
似た花: カンサイタンポポ, トウカイタンポポ
古くから日本にある在来種と、ヨーロッパ原産の外来種(帰化種)とは、どこで見分けられるのだろうか? 花弁の下にある緑色をした総苞の外片に注目すれば簡単にわかります。
タンポポ調査・近畿2005 タンポポの種類分け(在来種と外来種の見分け方)