山はまだ冬景色の中ですが、あちこちで梅や椿が咲き始め、春がそう遠くないことを感じさせてくれます。
2011, 1月 記事一覧
2011年1月29日
梅、蝋梅、椿
秋明菊(シュウメイギク)が、ふわふわの白い綿帽子をつけていました。
アザミに見えるかもしれませんが、これはオヤマボクチ(雄山火口)の花が終わったあとの姿。
2011年1月23日
冬のスケッチ 2011.01.23
クリスマスの頃からみごとな花を咲かせていた蝋梅の木は、1ヶ月後の今でも花を咲かせています。蝋梅の花期は長いようです。
山を歩いていると、ところどころに椿が咲いています。風の吹いていない日の陽だまりは、冬とは思えないほど暖かでした。
コウヤボウキ(高野箒)が、タンポポのような綿帽子をつけていました。この綿帽子はコウヤボウキの果実と冠毛で、やがて風に吹かれて飛んでゆきます。
おやっ、1枚目の写真が「ほうき」にそっくりです。・・なるほど、だから高野箒なんですね(嘘)。- 嘘をついてはイケマセン –
調べてみると真言宗の総本山である「高野山」では昔、「竹を植えることを禁じていた」ため、この茎を束ねて箒にした。・・だから高野箒なのだそう。
2011年1月16日
キンギョバツバキ(錦魚葉椿) 冬
キンギョの尾のような面白い形の葉が特徴のキンギョバツバキ(錦魚葉椿)。雪が積もっていました。
私はつい「キンギョツバキ」と呼んでしまいます。
蝋梅や椿の花にも雪がつもり、大柿花山は一面の雪景色となっていました。
杉林の中に立っていたら、杉の葉についた雪が風に舞い、日の光を浴びてキラキラと輝くという、とても美しい光景に出会いました。
大柿花山は一面の雪景色。同じ雪景色でも撮影者が違うと、どうなるか・・・。
気がつけば・・・紅梅(コウバイ)が咲き始めていました。
秋につけた赤い実をそのまま残しているのは・・・ヤブコウジでしょう。小さい実でも冬景色の中では目立つ存在のようです。
別名:ジュウリョウ(十両)
ロウバイは遠目には黄色の花ですが、近くで見ると花弁の色や形に違いがあることに気付きます。さらに花の中心部が赤紫のものと、花の中心部まで同じ色のソシンロウバイ(素心蝋梅)と呼ばれるものがあります。
花弁が長く、花の中心部まで鮮やかな黄色の蝋梅
ふっくらとした花弁でやや淡い黄色の蝋梅。中心部の赤紫も薄い色
これは、ぼってりとした形の花弁で、花の中心部まで鮮やかな黄色