これは花の中心部まで黄色のソシンロウバイ(素心蝋梅)です。花の少ないこの時期に咲く黄色い蝋梅の花がひときわ鮮やかに冬の山を飾っています。
2010, 12月 記事一覧
2010年12月23日
ロウバイ(蝋梅) 素心
西洋料理で黄色の色をつけるにはサフランが使われますが、主に日本料理で、より黄色の色を鮮やかに仕上げたい時に使われるのがこのクチナシ(乾燥させたクチナシの果実)です。おせち料理などで使われる栗きんとんなどの色が鮮やかなのは、こういうわけです。
冬のスケッチ 2010.12.23
2010年12月22日
ナンキンハゼ(南京黄櫨)
3つ一組の真っ白な種が印象的なナンキンハゼの実。
スズメウリ(雀瓜)の可愛らしい実が冬の冷たい風に揺れていました。
冬空の青に鮮やかな赤い実をつけているのは カラスウリ(烏瓜)ですね。
アセビと同様に、ミツマタ(三椏)も寒さ厳しいこの時期から開花の準備を進めているようです。
早春に咲く花々はこの時期から準備が進んでいるようで、ベニバナアセビ(紅花馬酔木)のつぼみが大きく膨らんでいました。
椿が咲き始めているこの時期に、夏に花をつける夏椿がどうなっているかというと、このような茶色の実をつけていました。
ヒイラギナンテンが黄色い花をつけていました。ヒイラギナンテンには園芸種が多くあり、これが園芸種かどうかの調べがついていません。ヒイラギナンテンの仲間と書くのが正しいですね。
2010年12月19日
ロマネスコ
とても面白い野菜をいただいたので紹介します、カリフラワーのように茹でて食べられるのですが、食べるのが惜しいくらいに美しい。
「部分と全体が自己相似である」というフラクタル図形そのもものような野菜で、植物の分類上はカリフラワーの一種ですがブロッコリー・ロマネスコと呼ばれているようです。
2010年12月12日
ノササゲ(野大角豆) さや
冬の澄んだ空に、美しい紫色のマメ科の鞘がゆれていました。これは、夏に黄色い花を咲かせていたノササゲの鞘、鞘がはじけて黒い実をのぞかせているものもありました。