秋のスケッチ
- 柿
- 錦木
- 高野箒
- 山の芋のつる
- センブリ
- スズメウリ
- リンドウ
- リョウブ
- 漆
- 遥か彼方に日光男体山を望む
秋のスケッチ
この季節にこの大きさの花は貴重かもしれません。 リンドウ(竜胆)が咲いていました。
やわらかな秋の日射しを浴び、赤く染まるアブラツツジ。実も花も似た形なのでわかりやすい。
ツツジ科 ドウダンツツジ属 (落葉低木)
ニシキギが赤い実をつけていました。花は地味でしたが実は派手です。 ・・・しかし、このニシキギの実は毒性があり、食べると嘔吐、下痢をおこす。
季節柄、花以外の紹介が多くなりますが、見ようによっては美しく見えるものもあるかもしれません。これは褐色になったリョウブの花が秋空に描いたシルエット。
リョウブ(令法):リョウブ科
ネジキ(捩木) の花がそのままドライフラワーになったような・・・おそらく実をつけた姿でしょう。ネジキの名前は写真のように幹がねじれているから捩木ということのよう。
この赤い実は、おそらくオトコヨウゾメ(男莢迷)でしょう。春には可愛らしい花を咲かせるオトコヨウゾメですが、実も可愛らしいようです。
スイカズラ科 ガマズミ属
ウワバミソウ(蟒蛇草)の花は春ですが、この季節にはムカゴをつけていました。このウワバミソウはウワバミが出そうなところ(湿地)に生えているから、が名前の由来のようです。
別名:ミズナ
野菊は良く似た花が多いので区別しにくいのですが、ユウガギク(柚香菊)でしょうか。
似た花: カントウヨメナ(関東嫁菜)、ノコンギク(野紺菊)
クチナシの果実が少し色づいていました。
秋の山を歩いていると地面にピンクの花びらが散っている、そんな場所で空を見上げると山茶花が咲いていた。もし大きな葉が地面を埋め尽くしていたなら、そこはおそらくホウノキの下。
センブリ
紫陽花坂には多くの センブリ(千振)が咲いています。センブリの花弁は5枚、しかしよく見ると4枚のものも少なくないようです。
秋の柔らかい日差しの中で、赤い実をつけていたのはヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)。
美味しそうな実に見えるのですが・・・
ナス科ナス属のヒヨドリジョウゴは全草が毒、特に実にはソラニン、アトロピンが含まれるので有毒。