山は気温が下がり、秋から冬へと一気に移行しそうな勢いです。この季節、大柿花山ではサザンカや椿が咲き始めています。
サザンカ(山茶花) 朝倉
夏と違って汗をかくことなく歩けるので快適ですが、季節柄花の数は少なくなっています。それでも、山にはコウヤボウキやセンブリ、野菊などが咲き目を楽しませてくれます。
山は気温が下がり、秋から冬へと一気に移行しそうな勢いです。この季節、大柿花山ではサザンカや椿が咲き始めています。
サザンカ(山茶花) 朝倉
夏と違って汗をかくことなく歩けるので快適ですが、季節柄花の数は少なくなっています。それでも、山にはコウヤボウキやセンブリ、野菊などが咲き目を楽しませてくれます。
この季節は花が少ないこともあってか、コウヤボウキ(高野箒)の花は昆虫に人気があるようです。蜂や蝶がひっきりなしに訪れていました。写真を撮ろうと花にカメラを近づけたら、このように蝶が止まって蜜を吸いはじめてしまいました。蝶の名前を調べてみるとクモガタヒョウモン(雌)のようです。
コウヤボウキ(高野箒)が咲き始めました。山の上のほうのトレッキングコース脇に多く見られます。花は オケラ(朮)や オクモミジハグマ などに似て、とても美しい。
紅紫の花をつけている ヒヨドリバナ(鵯花)がありました。高さ50cm未満と小型で、花の色が暗紅紫色を帯びています。葉も細めで先が尖っていないため、全体的な雰囲気は サワヒヨドリのようにも思えます。
しかしながら、サワヒヨドリの葉の特徴である「葉柄がなく、葉脈が3行脈」にあてはまるのかどうか私には良くわかりません。
足湯ガーデンのツワブキ(石蕗)が花をつけていました。この花を見るとなるほどツワブキもキク科なんだと納得させられます。
淡い青紫のキク科の花が咲いています。ノコンギク(野紺菊)だと思います。
11月2日 写真を追加
ノコンギク、ヨメナ・・・花を何気に見ていると、全く見分けが付かない程似ている。
花の詩ずかん / ノコンギク
似た花: カントウヨメナ(関東嫁菜)、ユウガギク(柚香菊)
この黄色の花があちこちに咲いていますが、アキノキリンソウ(秋の麒麟草)でしょう。
似た花:アオヤギバナ
すっかり涼しくなった、というより肌寒いくらいの気温の山ですが、センブリ(千振)が咲き始めました。
似た花:イヌセンブリ
オヤマボクチ(雄山火口)が色づき、ようやく花のようなものをつけていました。但しこのオヤマボクチは前回掲載したものとは別の株。
サルトリイバラ(猿捕り茨)の葉は褐色になり、実も赤くなっていました。