田植えのころ花が咲くはずの花が・・・なぜかこの時期に、それもこんなに綺麗に咲いていました。
- タニウツギ(谷空木)
スイカズラ科 タニウツギ属
田植えのころ花が咲くはずの花が・・・なぜかこの時期に、それもこんなに綺麗に咲いていました。
スイカズラ科 タニウツギ属
遠くからでもわかる三角の葉に覆われた木。そう、ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)の仕業に違いありません。ちょっと油断すると、すぐこんなになってしまいます。
・・・しかし、これを書いている私にも油断がありました。どうもこれは「ママコノシリヌグイ」ではなさそうなのです。
後日確認したところ「イシミカワ」だとわかりました。遠くからでは気づきませんでしたがこの植物には「継子の尻拭い」特有のピンク色の花がありません。イシミカワの花は淡い黄緑色をしています。
特徴的なのは下の写真のような球形の果実。果実は淡い赤紫から青のとても美しい色をしています。また、茎に細く鋭いトゲが密集していて危ないところなど、それ以外の特徴は「継子の尻拭い」とそっくりです。
良く似た植物:ママコノシリヌグイ
白花のサルスベリ(百日紅)が咲いていました。白花は涼しげで良いですね。
ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)の葉が色づき、実も熟してしました。毒草だと知っているからかもしれませんが不気味な色の草です。
ヨウシュヤマゴボウは全草、とくに根、実に毒性があります。子供はその実をブルーベリーと誤認するかもしれません、注意してください。
この ヤマゴボウは観察用に残しておいてあったもの、通常は除草します。
この山に自生するランの一種だと思うのだが、良くわかりません。