2010, 8月 記事一覧

2010年8月5日

キハギ(木萩)

ハギ(萩)という名前の種類はないので、インターネット上の写真と照合してみると、紫色の斑が入っているので、これはキハギ(木萩)と思われますが・・・。

9月12日追記:ハギの区別はそう簡単ではないようで、花だけ見ると「ツクシハギ」にも似ています。そこで再度別の場所でキハギ(木萩)と思われるハギの写真を撮ってみました。

肉眼で見ると咲きかけの花の白い部分はいくぶん緑色がかって見えました。花がごちゃとつく感じが「ツクシハギ」とは違うようですから、やはりキハギ(木萩)で良さそうです。

2010年8月4日

マルバダケブキ (丸葉岳蕗)に似て・・・

野草園に咲いていた橙色の花。フキのような見た目でいかにも野草という雰囲気なのですが、なかなか名前が判明しませんでした。画像検索で辿り着いたのは・・。

リグラリア・デンタータ ‘ブリット・マリー・クロフォード’
マルバダケブキ (丸葉岳蕗)の仲間で葉が濃い赤紫の「リグラリア・デンタータ ‘ブリット・マリー・クロフォード’」ではないかと思われます。

草姿のイメージはツワブキ(キク科ファルフジウム=ツワブキ属)に似てますが、ツワブキとは属も違う別種の植物。葉の表は深緑~パープルブラウンがかった色合いで、葉裏も濃い赤紫色、初夏~秋に咲く山吹色の花とのコントラストも綺麗です。
マルバダケブキ(丸葉岳蕗) – ガーデナーの雑記帳

キク科メタカラコウ(リグラリア)属・耐寒性多年草

2010年8月1日

レンゲショウマ (蓮華升麻)

レンゲショウマが見頃です。前回は夕方の写真でしたが今回は朝10時前に撮影したものです。

ギボウシ

白花のギボウシの仲間です。ギボウシにも多くの種類があり、とりあえずギボウシとして掲載しましたが、詳しくは調査中。

ブルーベリー

園内の4番から5番にかけてのブルーベリーも熟しています。これらはつまんで食べても良いそうです。

アオツヅラフジ(青葛藤)

このツル性の植物はなんだろう?・・・調べるのに時間がかかりましたが、花や果実の形、茎や葉柄にも毛があることからアオツヅラフジ(青葛藤)と思われます。アオツヅラフジは雌雄異株で写真は雌株と思われますが、少し疑問なのが、どうして花の下にすでに大きくなった緑色の果実があるのかわかりません。

この緑色の果実は、今はマスカットのような色ですが、やがて熟すとぶどう(あるいはブルーベリー)のような藍色に変わります。

フウセンカズラ

温室にあるフウセンカズラの写真です。この植物では名前の通り、花よりもフウセンのほうが注目されてしまいますね。

ムクロジ科

シキンカラマツが可愛らしい花を咲かせています。シキンカラマツは咲いてまもなく花びらのように見えるガクを落としてしまうので、写真が撮りづらいですね。山頂付近には白花のカラマツソウもあるはず・・・なんですが見つけられませんでした。

サルスベリ(百日紅)

街路樹にも濃いピンクの花が目立つこのごろですが、ここ大柿花山でもサルスベリ(百日紅)が咲いていました。

ホドイモ(塊芋)

何の花だろうと思っていましたが、調べてみるとホドイモの花のようです。

この「ホドイモ」は日本に自生のもののようですが、アメリカホドイモ、別名アピオスと呼ばれる帰化植物もあります。アピオスはこれよりも派手な花をつけ、食用として通販などで販売されているようです。

北アメリカ原産の帰化植物。日本には明治時代に渡来。芋が食べられるので栽培されたこともあったが、現在は野生化したものが各地に分布
四季の山野草(アメリカホドイモ)

写真のように葉脈が黄色のヒヨドリバナ(鵯花)を見つけました。なんだろうと思って調べてみると病気(ジェミニウイルス感染)のようです。見ようによっては美しいのですが、野山でこのようなヒヨドリバナを見つけたとしても駆除、あるいは持ち帰らないほうが賢明です。

ヒヨドリバナを用い、病原体との相互作用の下で多様性が有利になるという仮説を検証

続きを読む

ナツハゼ(夏櫨) 実

見晴らし台付近のナツハゼ(夏櫨)が実をつけていました。

その隣にあるブルーベリーの実は、すでに完熟。

ナツハゼ(夏櫨)の実は食べられるはずです。

Powered by WordPress. Theme base: 85ideas. Copyright 2016 hanayama-no-siki All rights reserved.