ツツジにはあっても、サツキにはこのようにはっきりとした黄色の花はない
山の頂上付近のトレッキングコース脇にキレンゲツツジが咲きました。レンゲツツジは赤から橙の濃淡、そして黄色までの花があります。このうち黄色のものだけを特にキレンゲツツジと呼びます。
- キレンゲツツジとレンゲツツジ
- 手前がレンゲツツジ、奥がキレンゲツツジ
- キレンゲツツジ
- キレンゲツツジ
- キレンゲツツジ
- レンゲツツジ
レンゲツツジは全木に毒性があり、毒成分はグラヤノトキシン。
ツツジにはあっても、サツキにはこのようにはっきりとした黄色の花はない
山の頂上付近のトレッキングコース脇にキレンゲツツジが咲きました。レンゲツツジは赤から橙の濃淡、そして黄色までの花があります。このうち黄色のものだけを特にキレンゲツツジと呼びます。
レンゲツツジは全木に毒性があり、毒成分はグラヤノトキシン。
野草園のキバナカタクリは咲き終わりました。エンレイソウ(延齢草)の花ももうすぐ終わります。そんな中で八重のエンレイソウの花はまだ美しく咲いていますが、もうまもなく見頃が過ぎようとしています。そこで、もう一度写真を撮りました。まるでバラの花のようです。
おとこようぞめ(男ヨウゾメ)とは面白い名前。そんな名前なのに花はとても可愛らしく小さな花です。
スイカズラ科 ガマズミ属
「ガマズミ」が白い花を咲かせていました。葉先が鋭く尖っていて、葉先に近い方が幅が広いことから、これは「ミヤマガマズミ」と思われます。ミヤマガマズミはガマズミよりも咲く時期が早いことでもガマズミと区別できます。
大柿花山の中腹に白い棒状の花をつけている木あります。確認したところウワミズザクラでした。ウワミズザクラは杏仁子(あんにんご)とも呼ばれ、各地の山野に自生しているようです。おそらく山で見ているはずなんですが、記憶には残っていません。
実は中腹にあるウワミズザクラより大きな木が駐車場の脇にあります。以下はそのウワミズザクラの写真です。
夏にはこの木に赤い実がつき、香りの良い果実酒が作れるそうです。
山野草の写真を撮っていると地面ばかり見ているので、先日、見上げた朴の木の葉がとても爽やかに見えたのでしょう。大柿花山の入り口付近で空を見上げると、ハチの羽音とともに小さな淡い黄色の花が木いっぱいに咲いていました。これはナツグミの木で、やがて食べられる実がつきます。次の写真はモクレン
大柿花山の中腹を歩きながら上を見てみると、藤の花も咲いていたことに気づきました。そしてもう1つ、最後の写真のように、白い棒状のブラシのような花を咲かせている木があります。この木が何かご存知ですか?
タチシオデにもカメラを近づけてみました。このタチシオデの花も、ぶどうくらいの大きさでありながら非常に精巧な作り、そのバランスも見事です。
タチシオデ(立牛尾菜)はシオデに似ていて、生長初期に立ち上がるのでタチシオデなのですが、それだけで区別するのは困難です。タチシオデの葉は薄くて光沢がなく裏面が粉白色、そしてシオデの花期は7~8月であることで区別できそうです。春先に出る若芽をゆでて食べるとうまい。
カメラを花に近づけてみると、花は非常に緻密にできていることに驚かされます。その色や形の美しさは人が作った手工芸品を遥かに超える完成度としか思えません。さて、これらの写真が何の花なのか、わかりますか?最初は春の空に白い花を咲かせる木です。
もう1つは爽やかな青紫色の花
見学コースから少しはずれますが、温室のすぐ脇でライラックの花を見ることができました。ライラックという色は知っていても、花を見たのはこれが初めてです。なるほど、この花の明るい紫色が「ライラック」なんですね。
Web上では一応■■ライラックはこの色■■ということになっています。実際の花の色とは随分違うような気がします。ただし、花の色は写真なので色調がうまく伝わるかどうか・・・。
足湯ガーデンのすぐ西にテンナンショウ属の芽が出てきました。5月4日現在はご覧の通りですが、これが成長するとどの種類になるのか、今はわかりません。テンナンショウ属の芽だけに・・・その柄が不気味です。
追記:5月6日の写真が左、右は5月12日。
スズランが咲いていました。広く親しまれている花ですが、通常花壇などで見ることができるのはこのドイツスズラン。
全草に毒性があり、特に花や根は非常に強い毒性を持つ。
ニオイガマズミ(匂い莢迷)が咲いていました。その名の通り良い匂いがします。
似た花:オオチョウジガマズミ