イカリソウも種類が多く、簡単に区別できるもんでもないようです。写真はイカリソウと、黄色の花をつける別の種類のイカリソウ。
この記事の、2~4枚目の写真は5月3日撮影のものを追加しています。
メギ科 イカリソウ属
イカリソウも種類が多く、簡単に区別できるもんでもないようです。写真はイカリソウと、黄色の花をつける別の種類のイカリソウ。
この記事の、2~4枚目の写真は5月3日撮影のものを追加しています。
メギ科 イカリソウ属
もうじき見頃となるのはキバナカタクリですが、他にも山草園付近でひっそりと咲いている小さな花があります。そのいくつかを紹介します。
最初の八重シラユキゲシ(八重咲きのカナダケシ)は500円玉程度のサイズですが非常に美しい花でした。キバナイカリソウは写真ではほとんど白に見えます。調べたところ黄色の色合いの強いもの、ほとんど白に近いものなどいろいろあるようです。
中に丸い餅が入ってるように見えるユキモチソウ(雪餅草)が顔を出しました。もう1つはウラシマソウではなくムサシアブミ。しかし、このムサシアブミは普通のとは違って小型で淡い色をしています。
大柿花山の温室で販売されている山野草や花(4月19日現在)の一覧です。
繊細な花のバイカイカリソウ(梅花イカリソウ)はお薦めです。美しい花をつける利休梅、個性的な花のゴールドレースなど、見るだけでも楽しい・・・。値段は個々に記入していませんが、オダマキ100~200円、素朴なシラユキゲシ100円など200~300円でも買えるものも結構あり安価です。1つと言わず4つ5つ、いかがでしょう。
野草園の黄花カタクリ(黄花片栗)は、いつもの年より開花が遅れています。現在ようやく3割くらいの株が黄色の花をつけました。咲き始めの初々しい姿を見ることができます。
シロバナカタクリ
さらに、よく見ると黄花カタクリに混じって、珍しい白花のカタクリも一輪咲いていました。
カタクリ
通常の紫の片栗もとても美しいのですが、この時期はピークを過ぎており、そろそろ咲き終わります。
最初はキモクレン。何気なく歩いているとハクモクレンかと思って気づかないかもしれませんが、良く見たら淡い黄色の美しい花が咲き始めていました。次は黄花のイカリソウ。園内に黄花イカリソウは少ないのですが、ひっそりと咲いていました。
次の写真はカエデ。カエデは淡い緑黄色の数ミリ程度の地味な花を咲かせていました。ただ、これは写真だから美しく見えるのかもしれません。次のボケも淡い緑黄色の花をつけている株ですが、これも結構きれいでした。
最後は「普通のヤマブキ」、当然ヤマブキ色です。しかし2枚の写真を比べると決定的な違いがありますが、わかるでしょうか? 実は葉の違いです。普通のヤマブキと黄葉のヤマブキがありました。
どれも見過ごしてしまいそうな僅かな違いです。普通の種類だと思っていると、あれれ、ということが時々あるので大柿花山は油断できません。
ブルーベリーはツツジ科だった。
大柿花山では山野草や花など一切の植物の採取が禁止されています。しかし例外があって、夏になると実をつけるブルーベリーの実は「つまんで食べても良いですよ」とのことです。
昨日、大柿花山を歩いていて、もしかしたらこの花はブルーベリーじゃないかと思って確認したら、やはりそうでした。こんな可愛らしい花をつけるんですね。しかしブルーベリーがツツジの仲間であったことには驚かされました。
ブルーベリー(英:blueberry)は、ツツジ科スノキ属シアノコカス節に分類される北アメリカ原産の落葉低木果樹の総称である。
概要
栽培品種の成木の樹高は1.5-3m。春に白色の釣鐘状の花を咲かせ、花後に0.5-1.5cmほどの青紫色の小果実が生る。北米大陸でのみ栽培される野生種に近い品種は数十cm程度の低木である。果実は北アメリカでは古くから食用とされてきたが、20世紀に入り果樹としての品種改良が進み、ハイブッシュ系、ラビットアイ系、ローブッシュ系の交配により多くの品種が作出された。
すーっと伸びた茎の先に大きな葉、その中心に大きな白い花が咲く「エンレイソウ」。オオバナノエンレイソウ(大花の延齢草)が咲き始めました。
これから咲き始めるシャクナゲと、見頃のシャクナゲ。
ヤブレガサが姿を現しました。
4/29の写真を追加:2、3枚目の写真は葉が開いた時のもの。こうして葉が開いた時の写真と比べてみると、姿を現したときのなさけない感じのほうがヤブレガサらしくて面白いかもしれませんね。
大柿花山にある椿のうち、今年4月前半に咲いていた椿の一部です。
これらのツバキは、大柿花山の椿園だけに植えられているのではなく、花山全体にちりばめられています。ここの椿の種類は数百種類あり、椿の種類の多さでは日本でもトップクラスです。そして、現在もその数を増やしており「日本一の椿園」を目指しているとのこと。