利休梅(リキューバイ)のことを聞かれると、私は得意満面の笑顔で、利休梅は「千 利休が好んで茶花に使ったとされる花で、後に利休梅と名付けられました」などとさりげなく、もっともらしいことを言ったりするのですが・・・

それは「ぜんぶ大嘘」。
だって、利休様は今から400年以上前の安土桃山時代のお方。それに対し、リキュウバイは中国原産で日本に渡来したのは明治末期とされるのだから・・・千 利休さんが、この花のことを知るはずもなく、当然、茶花になど使えるはずもないのである。

尚、リキューバイは冗談、正しくはリキュウバイですからお間違えの無いように。

※ この話をすると結構感心して聞いてくれる方も多かったりする・・・お試しください。